フィスコ・リサーチレポーターの三井智映子氏

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 安倍政権が成長戦略のひとつとして推し進める「クールジャパン」。国際的に高い評価を受けている日本の漫画・アニメなどを、積極的に海外展開させていく方針だ。そうした政策を受けて、株式市場でもクールジャパン銘柄が注目を集めそうだ。フィスコ・リサーチレポーターの三井智映子氏が、株価上昇期待の高い2銘柄を挙げる。

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「ガンダム」や「ドラゴンボール」などのキャラクター・ビジネスに強みを持ち、パチンコ・パチスロ機の開発も手掛けるバンダイナムコホールディングス(東証1部・7832)だが、クールジャパン銘柄としてだけではなく、カジノ関連銘柄としても注目度を高めている。

 同社は6月に、シンガポールとカナダにゲーム開発の専門拠点を整備。有望市場であるアジアと北米の需要を現地で吸い上げ、ネット配信ゲームの開発を進めることも期待材料になっている。

 一方、クールジャパンの象徴として、世界を席巻してきたゲーム業界。ハード&ソフトの両面で相次ぐ大ヒット商品を産み出し、それを牽引してきた任天堂(大証1部・7974)の復活にも期待したい。

 家庭用ゲーム機「WiiU」が伸び悩んだことなどから、2013年3月期の営業利益は364億円の赤字となったが、それは事前に織り込み済み。今後の世界的景気回復が続けば、同社の業績回復が進むとみる。また、東証と大証の統合で、同社株が日経平均組み入れ銘柄となるのは間違いなく、それだけでも株価には大きなプラス要因となる。

※マネーポスト2013年夏号