初登場首位を飾った「モンスターズ・ユニバーシティ」(C)2013 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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超強力作2本が公開され、大盛況だった先週末の全米ボックスオフィス。オープニング興収約8240万ドルで見事首位デビューを果たしたのは、ディズニー/ピクサーの新作「モンスターズ・ユニバーシティ」だった。

同作は2001年公開のピクサー映画「モンスターズ・インク」のプリクエル(前日譚)。モンスターズ株式会社(モンスターズ・インク)で「怖がらせ屋」として働く巨漢モンスター・サリーと、その相棒の一つ目モンスター・マイクの大学生時代が描かれる。レビューは前作同様にまずまずで、ファミリー層を多く集客。「トイ・ストーリー3」(10年/約1億1000万ドル)に次ぐ、ピクサー史上歴代2位のオープニング興収を叩き出す好スタートとなった。声の出演はサリーに、「アーティスト」「アルゴ」「フライト」「人生の特等席」「ハングオーバー!!! 最後の反省会」など最近絶好調のジョン・グッドマン。マイクにはビリー・クリスタル(日本語吹替版は石塚英彦と田中裕二)。監督は「カーズ」などの脚本を手がけてきたダン・スキャンロン。

そして、オープニング興収約6640万ドルという好成績ながら2位デビューとなってしまったのが、ブラッド・ピット主演のSFパニックスリラー「ワールド・ウォー Z」。同作はメル・ブルックスとアン・バンクロフトの息子マックス・ブルックスによるSF小説が原作。小説では、世界中で起こったゾンビ・パンデミックと、ゾンビ対人類の大戦争の顛末を、様々な立場の生存者たちが語る回想形式で構成されていたが、映画版ではピット扮する国連職員ジェリー・レーンが、自分の家族を心配しながらも、国連職員として人類を救うためにパンデミック発生の原因を探る旅に出るという構成になっている。

「モンスターズ・ユニバーシティ」同様、こちらもレビューは概ね好評で、ピット主演作としては最高のオープニング興収を記録。これまではアンジェリーナ・ジョリーと共演したアクションコメディ「Mr.&Mrs.スミス」(05年/約5030万ドル)が最高のオープニング興収だったので、実に8年ぶりの更新となった。

ピット自身がプロデューサーを務め、自身の主演作として初めてシリーズ化を視野に入れて製作を開始するも製作陣の意見の相違や大幅な製作費の超過などで難産だった同作。一時はこの1作で終わりという雰囲気にもなったようだが、この大ヒットを受けて続編製作の噂が聞こえている。監督は「007 慰めの報酬」「君のためなら千回でも」のマーク・フォースター。共演にミレイユ・イーノス、ジェームズ・バッジ・デール、マシュー・フォックス、デビッド・モース。

3位は前週首位の「マン・オブ・スティール」。10日間の累計は約2億1000万ドル。3億ドルあたりが最終興収のラインとなりそうだ。

今週は、チャニング・テイタム&ジェイミー・フォックス主演のアクション超大作「ホワイトハウス・ダウン」(ローランド・エメリッヒ監督)に、サンドラ・ブロック&メリッサ・マッカーシー主演のアクションコメディ「The Heat」が公開となる。

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