深田恭子
 中学2年で芸能界入りを果たし、芸能生活が人生の半分を過ぎても尚、可愛さを残すとともに、大人の女性としての美しさを増していく深田恭子。本日よりBeeTV&dビデオで配信開始となるドラマ『危険なカンケイ』では、正体を隠して“地味で目立たないOL”として振る舞う謎の女性・楓を演じる。役との共通点を「嘘が好きではない所」と語る彼女が、最近ついた驚愕の嘘とは…?

――本作で演じた楓に共感したことや、深田さんご自身との共通点はありましたか?

深田:共通点は、嘘が好きではない所ですね。楓は嘘が好きではないけど、仕事として嘘をつかなきゃいけないので。私もあまり嘘は好きではないので、そういう面が共感できました。

――深田さんは自分自身のことを、どんなタイプの人間と自覚してますか?

深田:あまり器用な人間ではないと思います。もっと器用に、明るく生きられたらいいなと思うんですけど(笑)。

――自覚はないけど、人に言われて気付かされたことなどはありますか?

深田:頑固と言われますね。譲りたくない所は、頑固なのかもしれません。

――楓は、福士誠治さん演じる謎多きエリート社員・修司と、吉沢悠さん演じる銀行頭取の息子・松永と、タイプの異なる二人の男性から誘いを受けますが、深田さんご自身から見て二人の男性キャラクターについてどう思いますか?

深田:二人ともすごくバリバリ生きていて、社長が目を付けただけあって、仕事が出来る人達じゃないですか。でもワイルド過ぎるというか、もう少し普通の、穏やかな人がいいですね(笑)。

――劇中では、松永と香椎由宇さん演じる社長令嬢・有紗との政略結婚が描かれますが、深田さんご自身の結婚観は如何ですか?

深田:あまり結婚したいと思わなくて、思わないことが間違っていることなのかなとか、この年齢になったら結婚したいと思うことが普通なのかななど、よく考えますね。結婚したら何が変わるのかな、結婚式って大変そうだなとか、そういうことばかり考えちゃって、なかなか…。

――披露宴のシーンではピアノを演奏されていましたが、お芝居以外に何か日頃からしていることはありますか?

深田:カーヴィーダンスといって、樫木裕実さんのDVDをよく観て、体を動かしています。

――プロポーションの他、精神面でも日頃から心掛けていることはありますか?

深田:運動したり、体を動かすことです。体の健康=心の健康に繋がると思うので、お日様に当たったり、外に出たり、運動したり、ちゃんと食べて、しっかり寝るとか。当たり前のことだけど、それが無いと日々健康に頑張れないし、お仕事ができないので、大切なことだと思います。

――今後、演じてみたい役などはありますか?

深田:等身大の女性の役というか、今の自分と同じ年齢の女性がどんなことを考えながら、どんな風に生きているとか、そういう日常的なお話をしてみたいと思いますね。改めて自分の年齢と向き合ったり、自分もこういう風に考えることあるなと共感したり、そういう風に役を演じられたら良いなと思います。

――女優というお仕事含め、女性としてどうありたいというイメージはありますか?

深田:うーん…どうなったらいいのか、ちょっと分からなくて(笑)。お仕事はすごく好きなので、頑張っていきたいですね。冷静に自分を見つめ直したいというのが近い目標で、大きな人生プランは日々迷っていて、まだ決まっていないんです。毎日、色々なことを考え過ぎて、忙しいですね(笑)。

――ちなみに、最近ついた嘘はありますか?

深田:今日は取材でいっぱい嘘ついちゃいました(笑)。いや!嘘ではなくて、取材って今まで考えてなかったようなことを改めて聞かれるじゃないですか。だから自分でも、さっきまではそう思ってなかったけど、聞かれたからその場でそう答えただけなのか、少し分からなくなることがあって。聞かれれば聞かれるほど、どんどん考えるけど、「本当にそう思ってたのかな?」って。そう考えると嘘になっちゃうのかも、という意味です。決して全部嘘ということではないです(笑)。

「ちゃんと答えなきゃ!」って思うと、自分の中で思っていたことを一生懸命思い出したり、後で冷静に「本当にこうだったかな?」と考えるほど分からなくなっちゃうんです。思ってもなかったようなことを沢山聞かれるので、ドキドキしちゃいますね(笑)。また、取材されたものが文章になると、「あぁ、そうだった!」と思ったりと、色々な発見がありますね。

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