富士山ビジネス活況 MoMAストアの富士グッズが人気に

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 富士山の世界文化遺産登録の決定を受け、各社から富士山グッズの販売が相次いでいる。表参道の「MoMA DESIGN STORE(モマ デザインストア)」では、富士山をモチーフに長崎県波佐見市で焼き上げられた陶器が売上好調だという。世界遺産登録を機に観光客の増加が見込まれるが、小売業界もこれを追い風に富士山ビジネスが盛り上がりそうだ。

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 「MoMA DESIGN STORE」で取り扱われている「富士椀」と「富士猪口」は、プロダクトレーベル「Floyd(フロイド)」を手がける藤沼祐介がデザインした商品。雪をかぶった富士山を陶器で表現したデザインが特徴で、白いマット釉薬にトルコ釉薬を上塗りして富士の青みと雪のおぼろげな境界を描いている。「富士椀」は大きいサイズの「Him」と小さいサイズの「Her」、2つを1つの箱に入れた2個セットの「Couple」の3種を展開し、価格は3,150〜5,250円(税込)。逆さに伏せると富士山の形になる「富士猪口」は3,150円(税込)で結婚祝いや引出物などのギフト需要が高く、「販売開始と共に人気商品になり、売り切れを繰り返している」(広報担当者)という。

 ユネスコの世界遺産委員会が今回の登録を決めた6月22日、オンライン上ではGoogleがいち早く富士山仕様のロゴに切り替えて話題を集めた。また、お祝いムードを盛り上げるため、JR東日本は「世界遺産・富士山フリー乗車券」を7月1日出発分から取り扱う他、メンズ専門のECサイト「MENZ-STYLE(メンズスタイル)」は223(ふじさん)個限定の富士山セットを山の標高と掛けて3,776円で発売するなど、ユニークな販促企画がスタートしている。

■MoMA DESIGN STORE,TOKYO
 住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F
 http://www.momastore.jp/