元インテルのGKジュリオ・セーザルが、イタリア復帰の可能性に言及した。QPRで1シーズンを過ごし、現在はブラジル代表としてコンフェデレーションズカップに参戦中の同選手は、次のように話している。

「ローマの関心はうれしく思っている。今は去就について話さない。ブラジルのことだけを考えたいからだ。ローマのことはうれしいよ。インテルでのことがあって、僕のキャリアは大きく変わった。でも、今自分がここにいるということは、QPRの功績なんだよ」

ローマはサントスGKラファエウの獲得に向かっていたが、ナポリが争奪戦に加わっている。また、ローマはフィオレンティーナからパレルモへ戻ったGKエミリアーノ・ヴィヴィアーノにも関心を寄せているところだ。

そのローマのルディ・ガルシア監督は先日、「ベストプレーヤーを慰留したい」と話した。公には、ローマはMFミラレム・ピアニッチを売却不可能としている。だが実際には、オファーを聞く用意があるのだ。選手の精神力に疑問を抱いているのである。

ローマは大物を獲得するための資金を手にするために解決策を練っており、直近ではピアニッチに関してボルシア・ドルトムントと交渉を進めているようだ。ドルトムントは1400〜1500万ユーロ(約18億〜19億3000万円)をオファーする用意があると見られる。