ジェームズ・ギャンドルフィーニ

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先日、滞在先のイタリアで急逝したジェームズ・ ギャンドルフィーニ(『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』)。この突然の訃報を受け、製作中の作品が明らかになるとともに、脚本家が「打合せをしたばかりだった...」と、その時の様子を語ったことがわかった。

製作中の作品は『Eating With the Enemy(原題)』。原作は2010年に出版された同名の自伝的小説で、90年代にニュージャージー州にある焼き肉店の主人が、北朝鮮との裏の交渉ルートの一翼を担うようになるというストーリー。米HBOでTV映画化され、ジェームズは製作を手掛けるとともに、この主人の役を演じる予定だったという。

同作の脚本を担うのは、俳優としても知られるパット・ヒーリー。ジェームズがイタリアに発つ直前に会ったばかりだったという。「一緒に大声で笑い合ったし、大きなハグをして別れたんだ。いい旅をって伝えたし、帰国後に話せると思っていた」と明かす。映画やドラマでは強面の役どころが印象的なジェームズだが、素顔はよく笑う、大らかな人物だったという。

訃報を知らされた時、パットは信じることができなかったという。運転中にニュースを聞いて真実とわかると、そこで車を停め、ジェームズを偲んで涙したようだ。

『Eating〜』の脚本は未完成。だが一層、脚本を完成させようという気持ちが強くなったという。そうすることがジェームズの望みとパットは語るが、「ジェームズの代わりなんて考えられない」と胸の内を明かす。

注目俳優として引っ張りだこだったジェームズ。その他にもいくつもの映画やドラマに出演が決まっていたという。独特の存在感を放っていた名優だけに、代わりを見つけることは容易ではないだろう。パットの作品は完成するのか、宙に浮いた作品は続行されるのか、気になるところだ。(海外ドラマNAVI)



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