「“人間と自然の共存”というテーマにも注目してほしい」と語る福山雅治

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東野圭吾による1000万部超え大ベストセラー小説の映像化作品であり、現在テレビドラマの第2シリーズも好評放送中の「ガリレオ」。その劇場版最新作『真夏の方程式』(6月29日公開)のジャパンプレミアが6月23日(日)に六本木アークヒルズにて開催され、福山雅治、吉高由里子、西谷弘監督らが駆けつけた。

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本作は、連続ドラマシリーズや各種スピンオフドラマを含む「ガリレオプロジェクト」の締めくくりとして制作された作品。物理学者の湯川学が、手つかずの美しい海が残る町で起きた殺人事件に挑む姿が描かれる。子供嫌いなはずの湯川が、1人の少年を守るために謎に挑んだり、“科学技術と自然の共存”という物理学者としての考えを語るなど、これまで描かれることのなかった登場人物たちの内面が映し出されている点にも、期待の高まる作品だ。

ジャパンプレミアの会場となったアーク・カラヤン広場には、映画の公開日にちなんだ62.9mのレッドカーペットが登場!ハイブリッドエコカーで会場まで駆けつけた福山は「今日は『真夏の方程式Xの献身』ジャパンプレミアにお越しいただきまして、ありがとうございます」と、いきなりタイトルを間違えて挨拶してしまい、「ガリレオ」ファンを沸かせた。

続いて、いよいよ最終回を迎えるドラマ版に関しては「撮影自体は20日に終わったばかりなんですけど、その途端、今度は『真夏の方程式』のPR活動が始まったので、引き続き気合を入れて頑張らせてもらいます。僕にとって『ガリレオ』はまだまだ続いています!」と話してくれた。

一方、湯川と共に事件の解決に挑む刑事、岸谷美砂役の吉高は「今日はせっかくの日曜日なのに、足を運んでいただきましてありがとうございます。今回のイベントだけじゃなく、映画も見に行ってくださいね」と挨拶。撮影中の裏話について聞かれると「とにかくセリフが難しくて。しかも毎回、出演者や起きる事件の内容が違うので、名前を覚えるのが大変でした。これまでの人生の中で、間違いなく1番台本を読んだ作品です」と話してくれた。

ちなみに『真夏の方程式』は、ドラマ版に先駆け昨年9月にクランクインしており、福山と吉高は、本作で初めて顔合わせをしたという。そのときの様子について聞かれた吉高は「福山さんはとにかくオーラがすごくて、常に大勢の人を引き連れて歩いて姿が印象的でしたね。偉い人も周りに大勢いて、福山ワールド全開といった感じで。それで福山さんに『まさにスターが来たって感じですね』って言ったら『スターではない。ビッグスターだ』と切り返されました(笑)」と答えてくれた。

これに対し福山は「これ、冗談ですから真に受けないでください」と否定しつつ、「吉高さんは自由奔放なイメージがあるけど、実は芝居に対してすごく誠実で、周囲の要求に全て応えようとする姿勢が印象的でした。それで気合を入れすぎるあまり、セリフのひと言目から噛んでしまうことが非常に多かったですね」と、現場での吉高について話してくれた。

そんな2人に対し、西谷監督は「福山さんは、すでに“湯川学”というキャラクターを自分の中で確立されているので、現場では皆をリードするようなお芝居をしてくれて、非常に助かりました。吉高さんは初の刑事役ということで、色々と苦労されていましたが、セリフの言い回しから表情、ちょっとした仕草まで徹底的に研究して、より刑事らしく見えるように取り組んでくれた姿勢が印象的ですね」と話してくれた。

前作『容疑者Xの献身』(08)から5年ぶりとなる映画化第2弾であり、「ガリレオプロジェクト」のクライマックスを飾る作品としても注目されている『真夏の方程式』。公開を楽しみに待っておくのも良いが、作品の世界観をより深く楽しみたい人は、事前に原作小説を読んで、登場人物の内面や人間関係を予習しておくのもありかも!【六壁露伴/Movie Walker】