ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長が22日、インテルFWアントニオ・カッサーノの代理人であるジュゼッペ・ボッツォ氏との会談後、『スカイ・スポーツ』で次のように語った。

「サッカーを愛する者なら誰でも、カッサーノのことは好きだろう。だが、インテルとパルマの交渉はもはやかなり進んでいる。だから、我々はもう割って入らない。我々が介入することは、あまり論理的ではないだろう」

カッサーノのカロリーナ・マルチャリス夫人がジェノヴァに戻ることを望んでいるのを生かし、同選手の獲得を目指してきたジェノアだったが、これによりカッサーノはパルマへの移籍に向かうこととなりそうだ。

パルマは両手を広げてカッサーノを待っている。選手はすでにパルマのフロントやロベルト・ドナドーニ監督とも話をした。彼はパルマのユニフォームを着ることに関心があると言っている。いずれにしても、インテルのFWイシャク・ベルフォディル獲得が危険になることはないだろう。