妊娠に対する不安が「ある」のは女性94% -「仕事との両立」が最多

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トレンド総研は21日、 20代後半〜40代前半の女性500名を対象に実施した「妊娠・妊活」に関する調査結果を発表した。調査は6月4日〜6日、既婚者あるいは現在結婚の予定がある人で現在、将来問わず子どもが欲しいと思う人を対象にインターネットにて行われた。

調査ではまず、「妊娠に対する不安な気持ちがありますか?」と聞いたところ、「ある」と回答した人は94%にのぼった。具体的にどのようなことに不安を抱いているのか調べると、「仕事との両立に関する不安」が最多で、74%。続いて「経済面に関する不安」(63%)と、外的な生活環境に関する不安が上位を占めた。

「自身の年齢に関する不安」(53%)、「赤ちゃんの健康に関する不安」(53%)、「出産後の育児に関する不安」(50%)など自身や子どもに関する項目を上回り、現代の世情を表していることがうかがえた。

続いて「妊娠に対する不安に対して、ご自身で取り組まれていることはありますか?」と聞いたところ、「ある」と答えた人は20%にとどまった。8割程度の人は妊娠に対する不安を感じつつも、実際には何も対策を行えていないことが明らかになったという。

また、その理由を自由回答で聞いたところ、多くあげられたのは「しばらく妊娠の予定がなく、準備をする気持ちにならないから」(東京都・28歳)、「仕事が忙しく、ゆっくり考える時間がないから」(埼玉県・43歳)といった意見だった。現在あるいは将来的には子どもが欲しいと思いつつも、妊娠に対する準備ができているという人はごく一部に限られるということが浮き彫りになった。

子どもが欲しいと思うという女性の内、「今は欲しいと思わないが、将来的には欲しい」という人の割合を年代別に比較したところ、20代後半、30代前半、30代後半、40代前半で、それぞれ44%、34%、31%、14%という結果になった。

30代後半の女性でさえ、3人に1人は、子どもが欲しいと思っていても、今すぐにではなく、先延ばしにして考えているという実態が明らかになった。40代前半では、その割合は大きく下がるものの、それでも7人に1人は、子どもを生むことを将来のことと捉えていることがうかがえた。

一方で「”妊活”を行うにあたり、妊娠に対する十分な情報があると思いますか?」と聞くと、「あると思う」と回答した人は33%のみ。子どもが欲しいと思っている人でも、3分の2は妊娠に対する情報の不足を感じていることがわかった。

さらに、妊娠に備えて何かしらの取り組みを行っているかを聞いたところ、行っている人はわずか30%にとどまった。ちなみに、こうした取り組みの一例としては、「基礎体温を測る」(静岡県・32歳)、「葉酸のサプリメントを上手に利用している」(東京都・28歳)、「適度な運動、バランスの良い食事を意識する」(千葉県・38歳)といった意見があげられた。