意外と知らない!? 箸使いのタブー

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古くから食事の道具として用いられている、お箸。歴史が長い分、お箸のマナーにも相当な根深さ、いや奥深さがあります。こんな「お箸のタブー」つい、やってしまっていませんか?この機会にお箸の使い方を是非見直してみましょう。

■こんなお箸の使い方に、要注意!その1

・かみばし…お箸の先をかむこと。

・こみばし…箸で口の中につめるように食べること。

・ねぶりばし…お箸の先をなめること。

・せせりばし…いろいろな料理をつつきまわすこと。

・くわえばし…お箸をくわえたまま、物をとったり動いたりすること。

・かきこみばし…器に口をつけて、流しこむように御飯をかきこむこと。

・寄せばし…器を手で取らず、お箸で自分の方に引き寄せること。

…その他まだまだ、あります。

■こんなお箸の使い方に、要注意!その2

・指しばし…お箸で人や物を指すこと。

・仏ばし…仏壇に御飯を供えるときのように、御飯の上からお箸をつきさして立てること。

・拾いばし…お箸で食べ物を人に渡し、もらった人もお箸で受け取ること。火葬でお骨をうつすときと同じ動作のため、縁起が悪い行為とされています。

・たたきばし…お茶わんやお皿をお箸でたたくこと。おなかがすいてるからと言って、お箸でお皿をたたき、お母さんをせかしちゃいけません。

・迷いばし…おかずをどれから食べようと、うろうろお箸を動かすこと。

・うつりばし…一度お箸にとったおかずをお皿に戻し、違うおかずにお箸をつけること。

…その他まだまだ、あります。

■こんなお箸の使い方に、要注意!その3

・なみだばし…料理の汁けを切らないで、机の上にこぼしながらおかずをお箸で運ぶこと。

・こじばし…おかずを上から取らずに、下からお箸で掘り出したりかきまわしたりすること。

・握りばし…お箸を手で握るようにして持つこと。

・持ちばし…お箸をテーブルに置かないで、持ったままみそ汁を飲んだりすること。

・横ばし…お箸を二本そろえた状態で、スプーンのように御飯をすくいあげること。

・振りばし…お箸についた汁けを振って落とすこと。

・じかばし…取り皿の料理を振り分けするとき、自分のお箸を使うこと。

・洗いばし…汁物などで、お箸を洗うこと。

■お箸のマナーは、その人の美学をあらわしている

「こんなにいっぱいタブーがあるならば、もう外食なんてできない!」と恐れる必要はありません。例えば言葉の使い方が美しい人が、お箸の使い方も美しいように、お箸のマナーはそれを重んじる人の美学をあらわす、ひとつのツールなのだと考えましょう。

小さい頃からお箸のマナーを覚えれば苦労も少ないですが、社会人になってから覚えるのでも決して遅くありません。敬語を勉強するように、お箸のマナーも社会勉強のひとつとして取り入れてみましょう。

特に初対面の方と外食する機会が多い人は、是非お箸のマナーを取り入れてみてください。