日本一のご長寿県といえば沖縄県。そのイメージは今後、大きく変わってくるかもしれません。それも、意外な県に取って代わられる形で......。

 というのは、全国47都道府県を様々なジャンルでランキングした書籍『ハクショおもしろ雑学ブック』の中ので、長寿ランキングについて次のように書かれていたためです。これまで7回連続で長生き県(女性)の第1位だった沖縄県なのですが、近年、その生活様式に変化が表れているといいます。

「寿命は、遺伝などの要素よりも、食生活やストレス、適度な運動などの影響が大きいといわれている。その点、女性長寿1位の沖縄は、大豆や魚、海藻を多く摂り、豚肉などで動物性タンパク質もしっかりとる伝統的日本食を食べ、年をとってもしっかり働くことのできる場が生活の中にあるのが効を奏している。ただ近年、若者世代を中心に、本土以上にジャンクフードを食べる習慣が広まり、近い将来1位の一から下降するのでは、ともいわれている」

 そして事実、2013年の厚労省の調査によると、都道府県別平均寿命(女性)の第1位から沖縄はついに陥落。そこに取って代わって1位となったのが、長野県でした。

 実は長野県はこれまでも男性の長寿では1位になっており、あまり知られていないご長寿県だったのです。しかし、長野県民の寿命が長い理由は、いまいちピンとこないところ。書籍でも次のようにつづられています。

「一方、男性長寿1位は長野県。塩辛い食べものが多く、寒い地域で生活条件も決して楽ではない。寒暖の差が大きく塩分の多い食生活は、高血圧を原因とするさまざまな疾患の原因となるのは明らか。雪深い地域では、運動も不足がちになる。実際に、同じ条件がそろう東北の各県、青森、秋田などは、最下位の47位と46位に名を並べている」

 どう考えてもリスクになることばかり。では、一体なぜ長野県がご長寿なのでしょうか。そこには意外な理由がありました。

そんな客観的状況にもかかわらず長野が1位なのは、その真面目な性格ゆえの規則正しい生活のおかげ。規則正しい上に身体を動かす仕事も好き。いくつになっても、何かしら自分の仕事を見つけて身体を動かし続けている。この辺は長寿日本一の沖縄県の女性と事情は似ているかもしれない」

 どうやら長寿を促す「規則正しい生活」を送るにあたって、長野県民は適した性格である、ということのようです。確かに、長生きするには規則正しい生活が第一。そしてそれを続けるためには、何よりも真面目で勤勉な性格が必要になってきます。長野県は長寿日本一であるとともに、真面目な人間性でも日本一といえるかもしれません。

 そんな長野県、他にも日本一のものがあるのをご存知でしょうか。それも、1位から3位までを独占するという断トツの日本一。それが、露天風呂です。

「温泉宿・予約サイトゆこゆこ」が、6月26日の「露天風呂の日」を前にお風呂評価、総合評価、口コミをもとに「絶景露天風呂のある宿ランキング調査」を行ったところ、なんと上位3位を独占したのが長野県の温泉宿でした。

 順に紹介していくと、栄えある第1位となったのが長野県・南木曽温泉の「ホテル木曽路」。欧州の香り漂うリゾートホテルです。自慢は趣向を凝らしたお風呂で、150トンもの巨石をくりぬいて造った石風呂や、檜の香りが浴室いっぱいに広がる檜風呂、さらに南信州の大自然を見渡す開放感たっぷりの露天風呂などがあります。夜には露天風呂がライトアップされ、幻想的な雰囲気も楽しめるとのこと。また敷地内には、木曽路ビール醸造所もあるので、ビール好きにもたまらない温泉です。

 2位にランクインしたのは長野県・白骨温泉の「白船グランドホテル」。深い山々に囲まれた野趣あふれる露天風呂で、乳白色の温泉は"3日入れば3年風邪引かぬ"と言われているそう。

 3位となったのが、長野県・諏訪湖温泉の「双泉の宿 朱白」。ここの自慢は諏訪湖を一望する最上階の大浴場と露天風呂。朱の泉(茶色)と白の泉(透明)の2つの源泉を持つことから「双泉の宿」と名付けられたそう。また、露天風呂付の貸切風呂もあるので、家族やカップルで誰にも邪魔されずに露天風呂を満喫することができます。また、天気の良い日は頭上に満点の星空が広がるとか。
 
 このように、想像するだけでもうっとりしてしまうような魅力的な露天風呂がそろっている長野県。もしかしたらこの温泉も、ご長寿に一役かっているのかもしれませんね。


【関連リンク】
「絶景露天風呂のある宿」(ゆこゆこネット)
http://www.yukoyuko.net/special/dir/name/s_zekkeiRoten



『ハクショおもしろ雑学ブック』
 著者:矢野 新一
 出版社:シーアンドアール研究所
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