初めてのリスの飼い方

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エサをほっぺたにつめこんで、ぷっくりした顔を見せてくれる、キュートなリス。リスは眺めているだけで、ほのぼのと楽しい気持ちにしてくれる生き物です。ただ、リスは他のペットとは違い、野生に近い生き物です。飼うに当たっては工夫もたくさん必要です。自分なりに試行錯誤しながら、リスとの暮らしを楽しんでみましょう。

■まずは知っておきたい、リスの春夏秋冬の過ごし方

リスは大自然の中で力いっぱい運動し、エサを探し、蓄えることに一生懸命な小動物です。そんなリスは、四季によって活動内容が変わります。自然の四季の中で、リスはこんな活動をしています。

(春)…冬眠していた巣穴から出るようになり、エサを探して活発に動き出します。

(夏)…日差しの弱い早朝から動き始めて、日差しのきつい日中は日陰で休みます。

(秋)…冬眠に向けて、食べ物の備蓄を始めます。

(冬)…冬眠中。1日に1回起きて、備蓄していた食べ物を食べます。



人間との暮らしでは、この通りにはなかなかいきませんが、頭に入れておくとリスの体調や異変に気づきやすくなるかと思います。

■リスを飼う場合、広めのケージに1匹飼いが基本

リスは行動範囲が広く運動量が多いため、1メートル以上あるケージが理想といえます。とはいえ、ケージが大きすぎて部屋に置けない場合は、無理のない程度の大きさに抑えておきましょう。

また、野生のリスはひとりで巣穴に住んでいるため、ケージは1匹につきひとつ用意するのが基本です。暑さにも弱いため、室温は20〜24度に保つようにしましょう。ケージの一番下にはトイレシートを敷き、毎日交換して清潔に保ちます。

■なるべく自然に近い食べ物を用意しよう

リスの主なエサは野菜・果物・種子・動物性たんぱく質(虫や卵など)です。特にドングリやクリの中に住むイモ虫が大好物。そして新鮮な水と、バランスのとれたエサを準備しておくことが大切です。種類豊富なエサを与えておけば、リスは自分に必要なものを選んで食べてくれます。また歯が伸びるので、堅い木の実のような歯を削れるエサを与えましょう。

季節によって、リスは食べものの好みが変わります。特に秋は冬眠に備えて、栄養価の高いものを好んで食べる傾向があるようです。

■運動が長生きの秘訣(ひけつ)

長生きしてもらうためには、リスにたっぷり運動してもらうことが大切です。なるべくなら運動用の部屋(棚の隙間など、逃げ込めるスペースがない場所)で、1日2回は一定時間遊ばせてあげましょう。

■電気コード、家電製品のボタン部分はかじられないように

かじることが大好きなリスは、放し飼いにしていると電気コードや家電製品のボタンの部分をかじってしまいます。電気コードや家電製品の部品をかじってしまうと、リスが感電してしまう恐れがあるため、コード類や家電製品は運動部屋には置かない、若しくはリスにかじられないような対策をしておきましょう。