オウムに言葉を覚えさせるにはどうすればいい?

写真拡大

数年前、逃げた九官鳥が保護された際に、何と自分の住所を話し、無事に帰宅したというニュースがありました。すごい!と感心したものですが、家に話せる鳥がいてくれたら、ちょっと面白いと思いませんか?今回は話せる鳥の代表、オウムのおしゃべりのメカニズムをご紹介したいと思います。

■なぜ話せるのか

オウムや九官鳥・インコなど、「どうして鳥なのに話せるんだろう」と思ったことがある人は多いと思います。彼らは鳥なのに、なぜ人間の言葉を話せるのでしょうか。実は、その答えは彼らの体と脳のつくりにあります。

オウムが驚くほどしっかりと言葉を話せるのには、舌と喉が関係しています。オウムの舌には厚みがあり、上手に動かせる構造になっています。そして喉は、他の鳥に比べて人間に近いつくりになっています。これらの要素が重なって、びっくりするほどハッキリと話すことができるのです。

しかし、舌や喉の構造が適しているだけでは言葉は話せません。オウムなどの話せる鳥たちの脳の中では、「音を聞く」・「音を出す」ことに関係した部分が、大脳を介してつながっています。言葉をまねて話すことができるのは、このためなのです。

そして、オウムが本来もっている習性も、オウムが話せることに関係しています。もともとオウムは群れで行動する鳥で、彼らは声を出すことでコミュニケーションをとっています。

人間に飼われているオウムは、飼い主のことを自分の仲間かパートナーだと思っています。そこで、仲間である人間の話す言葉をマネして、コミュニケーションを取ろうとしているのです。

■オウムが言葉を覚えるにはどうしたらいい?

コミュニケーション能力の高い鳥であるオウム。せっかくなら、たくさんおしゃべりして仲良くなりたいですよね。

オウムに言葉を覚えさせるには、話しかけながら言葉を教える方法がいいでしょう。その際、部屋をやや薄暗くするとオウムの集中力が高まり効果的です。そして上手にできたらご褒美をあげると、更に覚えが早くなるようです。

面倒だからとCDをかけっぱなしにしたり、覚えが悪いからと怒ったりすると逆効果。オウムにとって言葉はコミュニケーションをとるための大事なツールなのです。教えるときにも積極的に話しかけ、根気よく続けることが大事です。「オウムは友達」と思ってコミュニケーションをとる意識を持つといいかもしれませんね。

また、オウムは長生きすることで知られています。たくさん話しかけてコミュニケーションをとれば、きっと色々な言葉を覚えてくれるはず。あなたの良きパートナーになってくれるかもしれません。