メカデザイナーとして名を馳せたカトキハジメが監督・脚本を担当した『武器よさらば』/[c]SHORT PEACE COMMITTEE [c]KATSUHIRO OTOMO/MASH・ROOM/SHORT PEACE COMMITTEE

写真拡大

大友克洋監督による9年ぶりの新作アニメ『火要鎮』を筆頭に、日本を代表する4人のアニメ作家たちの短編を集めたオムニバス『SHORT PEACE』が7月20日(土)より公開される。本作のなかで、大友監督の作品に勝るとも劣らない注目を集めているのが、短編『武器よさらば』だ。

【写真を見る】細部にわたるメカの設定はやはり見どころ(『武器よさらば』)

この作品を監督した人物は、日本のロボットアニメなどを語るうえで欠かせない人気メカニックデザイナーのカトキハジメ。肩幅より少し広い程度に両脚を開き、軽く肩を怒らせながら正面を見据えるポージングでよく知られ、このポーズはカトキ立ちという名前で呼ばれるほどに有名だ。特にガンダムとカトキ立ちは相性が良く、その凛々しくも美しい立ち姿は、ガンダムシリーズの人気に大きく貢献したとも言われている。そんなカトキハジメが初監督に挑戦したことでも話題になっている作品なのだ。

『武器よさらば』は、砂漠の廃墟と化した近未来の東京を舞台に、パワードスーツを装備した人間と戦車型無人兵器との戦いを描いたバトルアクション。短編集『彼女の想いで…』に収録されている大友克洋の漫画を原作としながらも、カトキハジメ独自の手法により、メカなどが現代版にアップデートされ、圧巻の戦闘描写と相まって、臨場感あふれるアニメ作品へと昇華されている。作画、構図、テンポなど、作品の随所から洗練された美意識が感じられる一本だ。今回、特別に制作されたPVも初公開され、短い映像だけでも期待が高まる仕上がりとなっている。

大友克洋、カトキハジメ以外にも、OVA「FREEDOM」の森田修平や、『鉄コン筋クリート』(06)で演出を手掛けた安藤裕章が参加する『SHORT PEACE』。日本のトップクリエイターたちが集結した豪華短編集をお見逃しなく!【トライワークス】