レアル・マドリーFWゴンサロ・イグアインはもはや、アーセナル移籍に迫っている。だが、ユヴェントスは急いでいない。フィオレンティーナFWステファン・ヨベティッチか、マンチェスター・シティFWカルロス・テベスか、いずれにしてもトッププレーヤーは訪れるはずだ。しかし、ジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)は、『スカイ・スポーツ』で多くを語ろうとはしていない。

「すべてビッグネームだが、ビッグクラブの選手でもある。つまり、あまり明かしすぎないのが正しいだろう。幻想を抱かせたくない。だが、我々は何をやるべきか分かっているよ。クラブとテクニカルスタッフは目標や戦略を立てている」

「マーケットは始まったばかりだ。我々は(フェルナンド・)ジョレンテのような重要な選手をすでに獲得している。おそらくフリーで獲得したからだろうが、周囲は彼のことを忘れているようだがね。まだレベルアップするための時間はたくさんあるんだ。それに、今のグループがこの2年間、イタリアで目標を達成してきたことも忘れてはいけない。欧州の舞台ではまだ差を埋めなければいけないし、それは簡単なことではないが、我々はできるだけ早く坂を上っていきたいと思っている」

「我々の得失点差は素晴らしい数字であり、ゴールを決められなかった試合は少ない。とにかく、我々は市場が提供する可能性をしっかり吟味する。我々はユーヴェなんだ。魅力を取り戻した、重要なクラブであり、選手たちがほかよりもウチを好むようになっている。とにかく、まだ始まったばかりだ。時間とともに、目標にそって動いていく」

一方、マロッタGMはMFマウリシオ・イスラの去就について、次のように明かしている。

「インテルが関心を抱いているが、今後やるべきことを検討していこう。とても有効な選手であり、大きなケガに苦しんだんだ。ウディネーゼで称賛された本当のイスラをまだ見せることができていない。関心を寄せているのはインテルだけでなく、複数のリクエストがあるが、まだ決断はしていないよ」

MFクラウディオ・マルキージオの今後については、このように語った。

「とても明確で直接的な関係だ。マルキージオ問題は存在しない。彼は当然の発言をしただけだ。だが、彼を売りに出すことをユーヴェが考えたことはない。だから、問題は存在しないよ」