「最後のマイ・ウェイ」の一場面(C)Tibo & Anouchka

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フランク・シナトラの歌唱で世界的に知られる名曲「マイ・ウェイ」を作ったフランスの大スター、クロード・フランソワの生涯を描いた「最後のマイ・ウェイ」(フローラン=エミリオ・シリ監督)の公開を記念し、日本初となるフランソワのベストアルバムが、2社から発売されることがわかった。

このほど日本で紹介されるアルバムは、ユニバーサルミュージックから発売中の1962〜71年にフィリップス・レーベルに残した初期ベスト・アルバム初の日本盤「ザ・ベスト・オブ・クロード・フランソワ」(2枚組 全34曲 3800円)と、ソニーミュージックが7月24日に発売する72〜75年にかけての黄金期のヒット曲を集めた「『恋はシャンソン』〜クロード・フランソワ・ベスト」(1890円)の2タイトル。

クロクロの愛称で、フランスのスーパースターとして君臨したフランソワは、200を超える作詞、作曲をし、カバー曲も含め生涯に6700万枚のレコードを売り上げ、現在もその記録を更新だが、日本ではフランソワの黄金期に当時の音楽関係者による「男性のフレンチポップスは売れない」という意見から、フランソワのアルバムはこれまで1枚もリリースされることはなかったという経緯がある。

名曲「マイ・ウェイ」は、「夢見るシャンソン人形」など日本でもヒットを飛ばした歌手フランス・ギャルとの恋が破局し、その失恋の痛みを書いた曲「Comme D’habitude」に、ポール・アンカが新たに英語詞を書き下ろし、シナトラが歌う「マイ・ウェイ」として世界的なヒット曲となった。

映画は世界的名曲の誕生秘話から、これまで知られることのなかった波乱に満ちたフランソワの人生を、数々の名曲にのせて描く。フランス映画最高額の24億円(2000万ユーロ)で製作され、2012年フランス最大規模の905館で封切り、公開1週目は観客動員100万人超を記録し、全仏1位に輝いた。実力派俳優として知られるジェレミー・レニエがフランソワの人生を演じきる。

「最後のマイ・ウェイ」は7月20日からBunkamuraル・シネマほか全国で公開。

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