昨夏23%が経験した夏太り、その原因は栄養失調!? 夏の身体トラブルとは?

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オールアバウトが運営するマーケティング・チャネル「生活トレンド研究所」は、1都3県在住のフルタイムで働く20〜49歳の男女を対象に、「夏の健康」に関するアンケート調査を実施した。調査は5月28日〜30日にかけて行われ、962名から有効回答を得た。

まず、昨年の夏に何らかの不調を感じたかどうか尋ねたところ、66.3%が「あった」「時々あった」と回答。具体的には「身体がだるい/疲れを感じる(62.7%)」、「夏バテによる食欲不振(46.7%)」が多かったが、「寝つきが悪い」「寝苦しい」「睡眠が浅い」といった睡眠に関する内容も40%以上と多かった。

同研究所のガイド坪田 聡氏によると、「昨年は猛暑によって日中に体力を消耗した上に、疲労を回復し体力を取り戻すのに必要な睡眠を、熱帯夜のために十分取ることができなかったことが、夏の身体の不調の原因のひとつであると思われる」とコメントしている。

夏の身体の不調に「夏バテによる食欲不振」を挙げた人が46.7%と多かったが、夏の生活習慣について尋ねたところ、「そうめんや冷やし中華などといった麺類を食べることが多い」と39.8%が回答した。

同サイトの「バランス献立」ガイドの小沼 明美氏によると、麺類の主栄養素である炭水化物は体内で分解されてブドウ糖となる。それを活動エネルギーに変えて体内に吸収させることに必要な栄養素(豆腐、豚肉、葉野菜、酢、レモンなどに含まれるビタミンやクエン酸など)が不足すると、疲労物質である乳酸がたまり夏バテが起こりやすくなるという。

次に、夏の体重変化について聞いたところ、「増えていた」と回答した人が22.8%いることが分かった。また、体重が増えた人と特に変化がない人で、夏に感じた不調についてみたところ、「手足のむくみ」、「胃腸の調子が悪い」、「やる気がでない」と回答した割合は「昨夏に太った」と回答した人の方が多かった。

同サイトの、「食事ダイエット」ガイドの浅尾貴子氏は、「夏太りの原因は栄養失調の可能性がある。夏は麺類や冷菓など口当たりの良い食品を食べる機会が増え、ビタミンやミネラルの必要量が確保できなくなる傾向にある。不足すると食べた糖質や脂質がうまく体内で活用されず、それがだるさなど不調の原因になることも」と語っている。