日本百貨店協会が6月19日、2013年5月の全国百貨店売上高を発表し、既存ベースで前年同月比2.6%増と2ヶ月ぶりに前年を上回った。同日、東京地区百貨店売上高も公表され、高額商材などが引き続き好調で5か月連続プラス成長を維持。なお、5月下旬から続く株価乱高下による影響は現在のところ報告されていないという。

百貨店5月の売上高の画像を拡大

 5月の全国百貨店売上高は、中旬以降に気温が上昇したことでクールビズを含む主力の初夏物ファッション商材が売上を回復させたほか、宝飾品・高級時計を含む美術・宝飾・貴金属が前年同月比23.3%増、ラグジュアリーブランドなどの身のまわり品は4.4%増で堅調に推移。品目別では、14ヶ月ぶりに主要5品目がすべてプラスになった。また、円安の影響で東南アジアを中心とした訪日外国人の客数が85.7%増と急伸。売上高は過去2番目に多い約33億2000万円を記録した。

 一方、東京地区百貨店の売上高は5.1%増を計上。売上構成比の3割を占める衣料品が6.9%増と大幅に伸びた。高額商材は、美術・宝飾・貴金属が5か月連続で2桁増になり、特に宝飾・時計は50万円〜100万円の価格帯が堅調なことに加え、100万円を超える高額帯も売れているという。6月も都内の商況は好調で、中旬まで3〜4%増で推移している。