7年ぶりの単独主演作について語った真木よう子

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女優の真木よう子が6月18日、東京・代官山蔦屋書店で行われた主演作「さよなら渓谷」の公開直前トークイベントに大西信満、大森立嗣監督とともに出席。さらに、急きょ駆けつけた井浦新も交え、本作について語り尽くした。

芥川賞作家・吉田修一氏の同名小説を原作に、夫婦となったある事件の加害者と被害者が抱える秘密と愛憎をあぶり出す。「ベロニカは死ぬことにした」(2006)以来、約7年ぶりに単独主演を果たした真木は、「面白かったら絶対やりたいっていう派。これを私以外の女優さんがやっているのが想像できなかった。絶対私がやりたいって思った」と難役に挑戦。大森監督とは本作が初タッグとなったが、「(松田)翔太とか瑛太とか(松田)龍平くんとか、タツさん(大森監督)を知る俳優さんから『とにかくすげえ。本当にいい人』って聞いていて、やる前からすごい信頼があった。(出演の決め手は)タツさんだからというのもひとつの理由」と全幅の信頼を置いた。

さらに真木は、大森組を「大好きだったな。本当に信頼できるチームのなかでやると、過酷でも支えてもらっていることの幸せが倍に感じられる。このチームじゃなかったら私本当につぶれていたかもしれない」としみじみ。撮影を振り返り「去年の夏、ここで生きていたという感じです。こういう映像を切り取ってくれたタツさんが大好きだし、そういう映画ってなかなかないと思う」と力を込め、「(大森監督のメガホンで)リメイクに挑戦したい海外作品がある」と再タッグを熱望していた。

大西は、大森監督とプライベートでの親交が厚いが「俳優と監督」としてタッグを組んだのは、今回が初めて。大森監督が「荒戸源次郎から若松孝二という、この時代にはめずらしい俳優」と絶賛すると、井浦も「すごいところを渡り歩く役者。真ん中がないというか、際だけを行き続けている。今回の大西くんはなんでもない日常生活や会話がグッときて、良い芝居していると思った。ものすごく新鮮に見えた」と称えた。大西は、強いきずなで結ばれた現場を「これ以上にないっていうくらい結束して、ひとつの方向に向かっていた。大きな組ではなかったけれど、俳優部が集中しやすい状況をつくってくれて、本当に素晴らしい組だった。それがフィルムに焼き付いている」と自信をのぞかせた。

「さよなら渓谷」は、6月22日から全国で公開。

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