初めてのお留守番! 猫は寂しくない?

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猫との生活を始めたばかりの人にとって心配なのは「初めてのお留守番」。置いていかれて寂しいんじゃないか…と心配になりますよね。実際のところはどうなのでしょうか。

■もともとの性質は?

猫はもともと単独行動を基本とした動物なので、一匹でも寂しい思いをすることはないと言われています。というのも、本来なら野生の猫は、成長するとそれまで一緒にいた母猫とは別の縄張りへ行くので自立するしかないのです。自立後も仲良く付き合う猫たちもいますが、大抵は親・兄弟の関係であっても互いを侵入者とみなし、時にはケンカすることさえあります。単独行動をとることは、本来は野生の大人の猫の生き方なのです。

■家で飼っている猫は人間の子供と同じ?

ところが、野生の猫とは異なり、家で飼っている猫は、誰も構ってくれないと「寂しい」とアピールしたり、猫同士でじゃれて遊んでいたりします。小さい頃から人の手で飼われてきた猫は、飼い主を親のように見ており、大人の猫として自立する必要がありません。体は大人でも気持ちは子猫のままで、親猫を恋しがる気持ちを持っているというわけです。

■猫の性格によるところも

それでは、飼い猫はみんな子供でさびしがり屋なのかというと、そうとも言えません。ニャーニャー鳴いて寂しさをアピールする猫もいれば、「どうぞご勝手に」という猫もいます。結局のところ、お留守番をさせられて寂しいと感じるかどうかは、猫それぞれが持つ性格によるところが大きいのです。

さみしがり屋の猫も、飼い主が出かけた直後は寂しいと感じても、しばらくすると「お一人さま」状態に慣れて、それなりに楽しく過ごしていたり、日中はのんびり寝て過ごしていたりするので、あまり心配はいりません。

■いざ、お留守番

では、実際にお留守番させるときはどうしたら良いのでしょうか。

まず、離乳食期が終わらない子猫の場合は、お留守番には向きません。万が一、長時間留守にする時は、誰かに来てもらうか預けるなどの対応をした方が安心といえるでしょう。高いところによじのぼって降りられなくなったり、誤って電気コードを噛んで感電してしまったり、目を離すのは危険です。

大人の猫の場合は、その日のうちに帰ってくる時は、特に変わったことをする必要はありません。退屈しないように、おもちゃなどを置いておくとよいという程度です。

ただし、外泊する場合は適切な対応が必要です。基本的に、猫は自分の家を好み、ほかの場所に預けられることにストレスを感じるので、1〜2泊程度であれば、水とトイレ、劣化しないドライフードを十分用意しておけば大丈夫でしょう。水やトイレは、数を増やして数カ所に置くなどの工夫が必要です。また、夏場は熱中症で猫が死亡してしまう例もあるので、室温管理にも十分注意しましょう。

猫を一匹でお留守番させるとき、実は猫よりも飼い主の方が寂しく感じているかもしれませんね。帰ったら、猫のためにも飼い主のためにも、たっぷりスキンシップをとりましょう。