映画『ラブバトル』より

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 第53回ベネチア国際映画祭(1996年)で女優賞と国際評論家賞を受賞した名作『ポネット』のジャック・ドワイヨン監督による最新作『ラブバトル』が、11月下旬に公開されることがわかった。ドワイヨン監督の作品が日本の劇場で公開されるのは、『ポネット』(1997年公開)以来、実に16年ぶりとなる。


 『ラブバトル』が映し出すのは、人間の本能をむき出しにした恋愛ドラマ。愛を与えてくれなかった父が亡くなったことで田舎に戻った女性が、兄妹との財産分与の話し合いをきっかけに過去のトラウマがよみがえり、苦悩する。次第に現実逃避するようになり、恋心を抱いていた男性に再会し、身を預け、変わったセラピーにのめり込んでいく……。


 セラピーは、口げんかや殴り合い、体のぶつけ合いと徐々にエスカレート。怒りの解放の先には何があるのか? 壮絶な生きざまを一糸まとわぬ姿で体現したのは、『ゲンスブールと女たち』などのサラ・フォレスティエ。相手役を、チャールズ・チャップリンの孫で『太陽と月に背いて』などのジェームズ・シエリーが務めている。(編集部・小松芙未)


映画『ラブバトル』は11月下旬全国公開予定