アメリカン・エキスプレス・インターナショナルが、グローバル企業の財務責任者(CFO)を対象に実施した意識調査によると、日本のCFOはM&Aや人材採用などに積極的な投資を予定していることが分かった。

 今後1年間の見通しを聞いたところ、「景気は拡大する」と考えている日本のCFOは67%に上った(著しい拡大10%、やや拡大57%)。昨年の35%からほぼ倍増となっている。

 事業運営については、「M&Aを増やす」が80%(世界平均70%)、「人員を増やす」も56%(同54%)で、ともに世界平均を上回っている。

 投資対象の領域別に「支出水準を上げる」と回答した割合を昨年と比較すると、「広告、マーケティング、PR」(2012年31%→2013年52%)、「 全社レベルのITシステム」(32%→50%)、「コンピューター・ハードウェア(37%→50%) 、「原材料や生産物資」(37%→47%)、「社員採用(29%→41%)となっており、積極的な投資が見込まれる。

 売り上げや販売チャネルを拡大したい新興国では、インドネシアが最多で40%だった。次いで、インド(30%)、ベトナム(30%)、中国(30%)、韓国(20%)と続いた。

 今後CFOに必要とされるスキルを聞いたところ、「リスク管理」(47%)、「戦略的思考」(40%)が多かった。

 調査は、2013年3月に年間売上高が5億ドル以上の企業(米国、カナダ、中南米、欧州、アジア、オーストラリアなど)のCFO519人から回答を得た。

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