W杯最終予選:イラン監督、韓国ベンチに向かって勝利の雄叫び 韓国「FIFAに報告!」

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18日に行われたサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会のアジア最終予選で、A組はイラン韓国を1-0で破り、W杯本大会進出を決めた。

試合後は、勝利したイランのカルロス・ケイロス監督が韓国ベンチに駆け寄り、拳を振り上げて挑発する一幕があった。イランチームのスタッフがすかさずケイロス監督を制止し、ベンチに引き戻したが、一触即発の状況だった。

韓国のメディアは、この行動を非難しており、「試合後にケイロス監督は蛮行をみせた」(JTBC)、「非マナーは勝利した後も変わらなかった」(Newstomato)などと報じた。

大韓サッカー協会の関係者は、この行動を問題視し、報告書に記して国際サッカー協会(FIFA)に提出すると話した。

両代表は、試合前が行われる1週間前から監督同士が激しい舌戦を繰り広げ、険悪なムードが漂っていた。チェ監督は「イランでは酷い扱いを受けた」「痛みを与える」「ケイロス監督はW杯をテレビ観戦することになるだろう」などと挑発し、これにケイロス監督は謝罪するべきだと反論していた。

現在、韓国はW杯進出の喜びよりも、イランに敗北した悔しさの方が大きいようで、インターネット上には自国代表の不甲斐なさに激怒するコメントが集まっている。韓国のメディアも、「負けてはいけない相手に負けた」などと苛立ちを隠さなかった。



・参照:NEWS1
・参照:Newstomato

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