銚子電鉄なら煎餅アイスを! 関東をゆく鉄道たちの気になる土産総チェック

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関東には個性豊かな鉄道がある。その売店をちょっと覗(のぞ)いてみると、マニアならずとも欲しくなるグッズがいっぱい。旅の思い出に自分土産にしてもよし、友達家族に配ってもよし。そこで今回は、特に人気の4鉄道から見ているだけでも癒やされるお土産グッズをご紹介!

銚子(ちょうし)電気鉄道は銚子駅から犬吠埼(いぬぼうさき)、そして終点の外川駅まで、房総半島の最東端・全長6.4kmを走る。犬吠埼灯台や東洋のドーバーと呼ばれる屏風ヶ浦(びょうぶがうら)、銚子マリーナなど、沿線に観光名所がいっぱい。

途中下車して海を静かに眺めたり、地元の海鮮料理に舌鼓を打ったりするのもいい。古い黒板の時刻表がある木造駅舎の外川駅、ポルトガル風のタイルの絵が見られる銚子駅など、個性豊かな駅も見られる。

電車はワンマン運転で、現在在籍している電車は現東京メトロで活躍していた丸の内線と銀座線の2車両。そして、元京王帝都電鉄の4車両。この6車両を組み合わせて、最大4編成にして走行している。現在は当時の車両塗装に塗り替えて運行しているため、昭和の風情を味わうことができる。

レトロなツートンカラーのデハ701や1002、もも太郎電鉄ラッピング車、オレンジが印象的なデハ1002、赤いデハ1002などが、それぞれたっぷりと旅情を誘ってくれている。

そんな銚子電鉄の名物は何と言ってもぬれ煎餅だ。醤油で有名な銚子だけに、うまい醤油だれを使った、ほの甘いぬれ煎餅が大人気なのだ。そんなぬれ煎餅を利用した商品が、2011年の夏に登場。当時、震災で観光客が少ない中、地元に明るい話題を振りまいた。それが「ぬれ煎餅アイス」だ。

地元・銚子商業高校の生徒たちが銚子の地域活性化を目指し、観光地や名産品に関連した新たな名物となる商品を開発するべく、銚子名物のぬれ煎餅を使用。アイスは直営牧場の搾りたて牛乳を使った「ナミキアイス工房」のものを使用し、中に入ったチップ状のぬれ煎餅が、ちょうどいい味と食感のアクセントになっている。ほんのり香る醤油の味も絶妙だ。

ほかにも「ふわふわあげせん」「ぬれ最中」など、思わず木造の駅舎のベンチに座って食べたくなるようなおやつ系が魅力的なのが銚子電鉄。もちろんお友達や家族へのお土産にするのにも最適だ。

埼玉県北部を走る秩父鉄道は、羽生〜三峰口まで71.7kmを走る本線と、武川駅から熊谷貨物ターミナルまでを走る三ヶ尻線の2路線がある。長瀞(ながとろ)や秩父など、豊かな自然を味わえる地域を走り、通勤に観光に大活躍の電車だ。

秩父鉄道と言えば、やはり“都心から一番近い蒸気機関車”のパレオエクスプレスが大人気。また、イメージキャラクターのパレオくん&パレナちゃんも小さい子供を中心に人気を呼んでいる。

そんな秩父鉄道だけに、グッズもSL好きにはたまらない商品や、パステルカラーのかわいいアイテムを多く販売しているのが大きな特徴。「秩父鉄道のSLにはファミリーのファンも多いため、小さなお子さんも喜ぶキュートなSLグッズが多くそろえているんですよ」(秩父鉄道企画部)とのこと。とは言え、パレオ君の人形などは大人の女子も喜びそうなので、お土産に買っていってあげてもいいかも。

もちろんSLグッズは自分へのお土産に。中でも人気なのが「連結するとダッシュで走行! C58くんでGO!」。平らな所に車両を置き軽く引き伸ばして手を放すと、SLと客車が連結を自動的に行い連結後前方に進行するのだとか。また、「SLチョロQ 第2弾」は赤ナンバープレートにリニューアル。更にヘッドマークも付いている。

栃木県の真岡市を中心に、下館駅から茂木駅まで全長41.9kmを結ぶ真岡鐡道。グリーンとオレンジの車体が印象的なモオカ14形を主力に、土日にはSLが走ることでも知られている。桜屏風や新緑の草原、清流、そば畑、ススキ野原など、四季折々の風景の中を行くSLは旅情感たっぷりで、鉄道ファンならずとも一度は乗ってみたいところだ。