東京都、呑川で5000匹・隅田川で1000匹の魚が”へい死”と発表--溶存酸素不足

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東京都は17日、呑川(大田区)および隅田川(足立区、荒川区)の一部流域において、魚のへい死が発生したと発表した。

今回、魚のへい死が発生した場所は、呑川の上堰橋〜宮之橋付近および隅田川の新神谷橋〜尾久橋付近。呑川では、17日10時45分頃、大田区役所より魚がへい死しているとの連絡があり、都環境局と大田区が水質や浮上魚の状況などの確認を行った結果、同日13時30分に体長5〜10センチメートルのモツゴやボラの稚魚など約5,000匹の魚のへい死が確認された。

隅田川では、15日11時50分頃、河川水面清掃中の作業員より魚がへい死しているとの通報があり、都環境局と建設局が水質や浮上魚の状況などの確認を行った結果、17日16時にハゼおよびボラなど約1,000匹の魚のへい死が確認された。

水質検査の結果、呑川・日蓮橋の溶存酸素量は4.53ミリグラム・リットル(上層)、0.5ミリグラム/リットル未満(下層(約2メートル))、隅田川・新神谷橋では2.4ミリグラム/リットル(上層)、1.7ミリグラム/リットル(下層)などとなり、呑川、隅田川ともに水中の溶存酸素量が通常の値(約5ミリグラム/リットル以上)より低い状態であることがわかった。

この結果から、先週後半と16日の降雨により、川底に堆積していた泥が巻き上げられ、水中の溶存酸素が不足して魚がへい死したと考えられるという。