決勝に臨むU−21イタリア代表監督「人生で最も重要な試合」

写真拡大

 イスラエルで開催されているU−21欧州選手権。18日の決勝では、5大会ぶり最多6回目の優勝を狙うイタリア代表と、2大会連続4回目の優勝を目指すスペイン代表が対戦する。

 U−21イタリア代表のデビス・マンジャ監督が、決勝を前にコメントした。『UEFA.com』が伝えている。

「スペインはすばらしい陣容を揃えている。向こうが有利と見られていても気にはならないね。とはいえ、キックオフの時点ではスコアは0−0で、11人対11人の戦いだ。スペインはより個人を重視したプレースタイルだし、明日は別の選手が輝く可能性もある。我々はいつものように、団結したチームとしてプレーするつもりだ」

「私は選手たちの表情を見てみたが、決勝進出だけで満足している者は誰もいなかった。選手は皆、協力しあってベストを尽くすだろう。この点について、私には何の疑いもない。『勝ちたい』という強い気持ちがあるのは、チームを見ればわかってもらえるはずだ。大会は違うが、過去にも下馬評が低かったチームが勝った試合はある。イタリアにも勝機はあるんだ。サッカーの世界には、完璧というものは存在しない。我々には戦術的、技術的な拠りどころもある。数字や順位、ランキングについて話すつもりはないが、我々の人生で最も重要な試合を戦うことになる」