夫・妻の年収を正確に把握している人は●% -家計管理の担当は「妻」が50.9%

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スマートマネー研究所はこのほど、25〜34歳の働く既婚男女を対象に「夫婦間の家計管理の実態に関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査は5月21日〜22日、関東1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)に居住する25歳〜34歳有職社会人既婚男女824名(子供あり/子供なしを半数ずつで割り付け)を対象にインターネットで行った。

夫婦間の「互いの年収把握」について聞いた質問では「夫の収入を正確に把握している妻」は全体の32.3%、「妻の年収を正確に把握している夫」は38.8%だった。

さらに家計管理の担当者について聞いたところ、全体のおよそ半数が「妻」(50.9%)であり、「夫婦で管理」をしていると答えたのは28.1%だった。加えて「子どもあり」の夫婦になると「妻が管理する」がさらに増加し、56.9%、「夫婦で共に管理する」にいたっては20.3%まで落ち込み、ともに男性の家計管理関与度の低さが目立つ結果になった。

また、結婚後の家計管理の方法は上から順に、「家計簿を作成」、「クレカ利用明細確認」、「口座残高をこまめに確認」となっており、日常の細かな出費を正確に把握したい意向が見え、上位3項目についてはおよそ3割の家庭で実施されていることがわかった。

「過去に夫婦間でお金に関する何らかのトラブルを経験した」という人は全体の47.2%にのぼった。具体的なトラブル上位3つは「趣味消費の支払い頻度・支払い金額が高く、もめた」(17.7%)、「お金の使い道の相談で、意見が食い違う」(16.3%)、「金銭感覚が合わない」(11.4%)と日常的な出費についての項目が目立った。

お金のトラブルによる「夫婦の関係性の悪化度」について聞いた質問では、上位の項目の中で共通して高かったは「すぐに普段通りの関係に戻ったが、実は心の中でしばらく怒り続けた」(それぞれ35.6%、31.3%、28.7%)だった。出費についてのトラブルは、ちょっとした食い違いであっても潜在的な夫婦間トラブルの火種となりうる様子がうかがえた。

ちなみに、「離婚まで考えていたことがある」というレベルまでもめるのは、「パートナーが借金を隠していた」(29.3%)や「金銭感覚が合わない」(21.3%)、「給与・賞与金額をごまかしていた」(15.4%)などの、”お金にまつわる虚偽や感覚のズレが表面化”した際であることもわかったという。

「今後取り組みたいトラブル防止策」では、上位3つに「家計簿をつけるなど、何にいくら使ったのかを可視化する」(25.6%)、「一定額以上の買い物をする時は、事前に相手に相談する」(24.9%)、「どちらが家計を握っても、お金に関する隠し事をしない」(21.1%)が並んだ。