男性の荷物が少ないのはどうして?「荷物の量は心の不安と比例」

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ほとんど手ぶらで歩くことの多い男性。女性から見ると、いざという時どうするんだろう、不安じゃないのかと不思議に見えますが、男性には男性のこんな理由があるようです。

■女性と男性では、荷物の意味が違う

女性に荷物が多いのは、外出先で自分が困らないようにするためです。つまり「持っていないと不安」だから。バンソウコウや常備薬、口寂(さみ)しい時のためのお菓子、雨が降った時用の折りたたみ傘、あらゆる事態を想定して荷物を用意する方がほとんどです。

一方で男性はといえば、「何かあったらコンビニがある」と考え、必要最低限の持ち物しか持ち歩きません。この違いは一体どうしてなのでしょうか。

■エチケットや連絡のために必要最低限な物があれば十分

男性に荷物を持ち歩かない人が多いのは、身軽であることや、自由がきくことを重要視する人が多いようです。エチケットに必要なハンドタオルやハンカチ、ティッシュ、連絡先やスケジュール、メールやインターネットも見ることができて、電話もできるスマホがあれば十分と考える人が多いのです。

■荷物の量は、心の不安と比例している!?

荷物の量が多い人ほど、心に不安を多く持ち、荷物が少ない人ほど不安も少ないという傾向があるのを、ご存じでしたでしょうか。つまり男性の方が、女性よりも心が安定している人が多いということです。まだまだ男性の方が社会的地位に恵まれているということなのかもしれません。

■縛られたくない、少しでも自由でいたい

しかし一方で、厳しい社会で激しい競争にもまれることの多い男性は、少しでも身軽にすることで、自由さや開放感を味わいたいと思うことも多いようです。両手が自由に動かせるか、片手に大きなかばんを持っているかで、自由度の感じ方はかなり変わります。また人ごみの中で、カバンをぶつけてトラブルになったり、混み入った場所から出られなくなったりするのも防ぐことができます。

■荷物が少ないのは、仕事ができる男の証し

仕事ができる人に見えるように、身なりを整えることは男性にとって常識。男性がスーツを着るのは、会社やそこで働く人に対して、社会から信頼感を持ってもらうためです。それと同じように荷物を少なくするのも、「スピーディーに動けます」、「てきぱき仕事ができます」というアピール効果があるのです。

荷物をたくさん持ち歩けば、荷物の重さで動きが取りづらくなります。カバンの中がごちゃごちゃ物であふれていれば、それだけで整理整頓ができない人、頭の中もごちゃごちゃで回転が悪そうな人だと判断されかねないのです。スピーディー&スマートさを演出するためには、やはり荷物を持たないことが一番、ということのようです。