【今回のまとめ】
1.水曜日の連邦公開市場委員会では現状維持が発表されるだろう
2.新興国の中央銀行は通貨防衛に躍起になっている
3.米国の金融引き締めが新興国に影響するケースは何度もあった
4.今はFRBの事情ではなく、世界への影響を深慮すべき局面

FOMCの金融政策は当面変更なしか

 6月19日に米国の連邦公開市場委員会(FOMC)が当面の金融政策を発表します。市場の予想としては、現行の政策になんら変更は加えられないという見解がコンセンサスになっています。

 とりわけ、債券買い入れプログラムをいつ縮小しはじめるか? という問題については、5月22日に米国連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が示した「次の2、3回のFOMCのうちどこかで縮小を始めるかもしれない」というコメントを撤回し、「当分、何もやりません」というメッセージを打ち出す可能性が強いようです。

 市場参加者がそう考える直接の理由は、ウォールストリート・ジャーナルのFEDウォッチャー、ジョン・ヒルゼンラースが先週木曜日にその可能性を指摘したことによります。

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)