<全米オープン 最終日◇16日◇メリオンゴルフクラブ(6,996ヤード・パー70)>
 ペンシルバニア州にあるメリオンゴルフクラブで開催された“世界一過酷な戦い”「全米オープン」。4日間を終えてアンダーパーの選手が1人もいない熾烈な我慢比べを制したのは最終日を5バーディ5ボギーの“70”でラウンドしたジャスティン・ローズ(イングランド)だった。
【舩越園子コラム】見えないスコア
 首位と2打差の5位タイからスタートしたローズは前半からバーディとボギーが来る出入りの激しいゴルフながらスコアを1つ伸ばしてサンデーバックナインのプレーへ。試合は首位からスタートしたフィル・ミケルソン(米国)が前半2つのダブルボギーでスコアを落としたため、優勝争いは混沌とした展開となっていった。
 そんな中、ローズは11番をボギーとしたものの、続く12番から連続バーディを奪いトータルスコアを1アンダーとして単独首位に浮上した。その後は全米オープンの厳しいセッティングの前に2つのボギーを叩き1オーバーまでスコアを落とすがそれでも単独首位をキープ。クラブハウスリーダーとして後続のプレーを待った。
 そして歓喜の瞬間が訪れた。最終組を回るミケルソンが18番のティショットを左に曲げるトラブルからパーオンに失敗。勝負をかけたアプローチがカップの右を通過した瞬間にローズのメジャー初制覇が確定。1970年のトニー・ジャクリン(イングランド)以来43年ぶりとなるイングランド勢チャンピオンが誕生した瞬間だった。

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