沖田とドメルの死闘は「男と男の戦い」『宇宙戦艦ヤマト2199 第六章』初日

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公開初日を迎えた『宇宙戦艦ヤマト2199 第六章 到達! 大マゼラン』の初日舞台あいさつが15日、東京・新宿ピカデリーで行われ、沖田十三役の菅生隆之、エルク・ドメル役の大塚明夫、出渕裕総監督が登壇した。

『宇宙戦艦ヤマト2199』は、1974年に放送された『宇宙戦艦ヤマト』をリメイクした完全新作アニメーション。全26話を7章に分けて劇場上映する方式で、今回公開されるのは第19話〜第22話。沖田艦長率いるヤマトと、ガミラス帝国の名将ドメル率いる艦隊が大マゼラン銀河で繰り広げる死闘が描かれる。

第六章を終えた感想について、ドメルを演じた大塚は「真っ白に燃え尽きました。前作ではあまり描かれていなかったドメルのプライベートな部分が膨らまされていて、キャラクターに厚みが出たと思います。そういう役を演じられてうれしかった」と感慨深げ。出渕監督は「ドメル役には大塚しかない」と考えており、数年前居酒屋で会って個人的にオファーしていたという。そして、ヤマトの艦長・沖田としてドメルと戦った菅生は「ドメルとの戦いは2人でガチンコでぶつかって、いいものになったのではと思います。彼(大塚)とは久しぶりの共演でしたが、戦国の武将が敵味方に別れてもお互いどこか認め合って戦うような、男と男の戦いが出せたと思います」と自信を覗かせ、それに対して大塚も「沖田はすべてを悟って、それを呑み込んで戦い続ける人。そういう役柄を演じられるのは菅生さんクラスでなければ」と互いに賛辞を送っていた。

そして、会場で販売されていた絵コンテが本編よりもかなりボリュームがあることが紹介されると、出渕監督は「コンテは本編の1.5倍ぐらいはあります。盛り込むだけ盛り込んで、後から切っていく形なので、ガミラス側のシーンや戦闘を泣く泣く切ったところもあります」と解説。菅生の長台詞の芝居を活かすため、絵を止めて沖田として存分に演じてもらい、後から絵を合わせた場面があるというエピソードも明かした。

トークショーの最後には、大塚が「ドメルは散ってしまいましたが、ヤマトが目的を達せられるかどうか、最後まで見届けてください。それがきっと、ドメルの供養にもなると思います」と語り、締めくくった。『宇宙戦艦ヤマト2199 第六章』は、6月15日より2週間限定で公開中。

なお、イベント終了後にはヤマトガールズより『宇宙戦艦ヤマト2199』が今夏の「コミックマーケット84」にブース出展することも明らかに。出展内容の詳細は、追って公式サイトで発表されるという。