毎年恒例となっている歌を披露したやなせたかし氏

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 16日、シリーズ第25弾となる映画『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』の完成披露親子試写会が都内で行われ、舞台あいさつに原作者のやなせたかし氏と女優の本仮屋ユイカが登壇した。この日は、アンパンマンが「ぼくの映画を観にきてくれてありがとう」、ばいきんまんが「おもしろいぞ〜」と客席に向かってあいさつし、こどもたちを喜ばせた。歌のお姉さんの岡崎裕美による主題歌も披露され会場と一体になって楽しんだ。


 舞台あいさつは、毎年恒例になっているというやなせ氏による歌でのごあいさつから始まった。「〜94歳になりました。〜世界のマンガ家のなかで一番老人です。〜今年の映画のテーマは『希望』です……」など、やなせ氏が即興で作ったという歌は長い間つづき、会場はやなせ氏のペースで進み、もはややなせ氏のワンマンショー状態に。また、やなせ氏は「アンパンマンの中で歌われている歌は全部ぼくが作ったんだ」と元気いっぱいに呼びかけ、客席から大きな拍手を浴びていた。


 今回、アンパンマンたちと冒険を繰り広げるゾウの男の子・パオ役のアフレコを務める本仮屋は、出演のオファーが来て驚いたことを明かし、「大好きなアンパンマンと同じ世界に入ることができて感激した」と感想を述べた。さらに、「普段の演技ではなくて、声だけの表現は難しかった」と振り返り、パオは男の子の役なので「集中力など、すべての感覚をフル稼働して作くりあげていきました」と全力で演じたことを明かした。


 「希望」がテーマの本作。ばいきんまんが開いた「ばいきんサーカス」のせいで何もかもが汚染され、もとの美しい世界を取り戻すためにアンパンマンたちが奮闘する姿を描く。(福住佐知子)


映画『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』は7月6日より全国公開(同時上映『みんなでてあそび アンパンマンといたずらオバケ』)