義父に贈る「父の日カード」に書くと喜ばれるコメント9パターン
毎年6月の第3日曜日は「父の日」。夫の父親にカードを贈るとしたら、どんな言葉を添えるといいでしょうか。そこで今回は、20代から40代の既婚女性500名に聞いたアンケートを参考に「義父に贈る『父の日カード』に書くと喜ばれるコメント」をご紹介します。



【1】「いつもありがとうございます」と感謝の気持ちを述べる
「『帰省のたびに温かく迎えてくださって』と謝意を表す」(30代女性)というように、改まってお礼の言葉をつづれば、相手も気分がいいでしょう。ただし毎年カードを贈っていて、内容がかわり映えしないなら、「お正月はステーキをごちそうさまでした」など、最近の出来事にふれるとよさそうです。


【2】「これからもお元気で」と健康を願う
「『あまり飲みすぎないでくださいね』と体を気遣う」(40代女性)というように、身体をいたわる一言も、家族として相手を思いやる心が伝わりそうです。ただし、持病のある義父に「これからもお元気で」というのは「嫌味か?」と受けとられかねないので、うかつに使わないように注意しましょう。


【3】「優しいお義父さん」といいところを褒める
「『お父さまはオシャレだから…』と持ち上げる」(30代女性)というように、何かしら義父の長所を取り上げて、うまくコメントに盛り込むのも喜ばれるでしょう。もしちょっと短気な義父だったとしても、「優しい」と言い切ってしまえば、これからは「温和な人」を演じてくれるかもしれません。


【4】「長生きしてくださいね」と長寿を願う
「『ずっと私たちを見守ってください!』とお願いする」(20代女性)というように、いつまでも長生きしていてほしいと、義父の存在を力強く肯定するのもいいでしょう。ただし、あまり生死を意識すると、「俺はまだそんな年じゃない!」と反感を持たれる場合もあるので、義父のタイプを見極めましょう。


【5】「○○はお義父さんが大好きで」と孫のことに触れる
「『息子たちがまた工作を教えてほしいそうです』とメッセージを入れる」(40代女性)というように、孫に思い入れのある義父ならば、子どもをダシにするのもひとつの手です。また「おかげさまで小学1年生になりました」と近況を報告したり、本人から絵などを描き添えさせてもよさそうです。


【6】「いつまでも若々しいお義父さんで…」と若さを持ち上げる
「『60代になってもマラソンを続けられるとはすごいです!』と尊敬の念を表す」(30代女性)というように、見た目や体力の素晴らしさを取り上げるのもよさそうです。ただし、自分の親や義母に比べてかなり年かさの義父だと、若さを褒めても「しらじらしい」と思われる可能性があるので、気をつけましょう。


【7】「また映画の話を聞かせてください」と義父の趣味にふれる
「『今年は投手陣も絶好調ですね』とひいきの野球チームのことを書く」(30 代女性)というように、義父が好きな話題を積極的に取り入れると、心に残りやすいかもしれません。「今年こそ優勝したら、みんなで祝杯をあげたいですね」などと、楽しい雰囲気で話を締めることもできそうです。


【8】「いつも頼りにしています」と心強い味方だと伝える
「『ずっとお世話になりっぱなしで、すみません』と我が身を振り返る」(40代女性)というように、義父の支えあってこその自分たちであるとはっきり言葉にすると、自尊心をくすぐることができるかもしれません。「これからは恩返しさせてくださいね」などと、軽くサポートを申し出ておくのもいいでしょう。


【9】「お伺いできる日を心待ちにしています」と好意をアピールする
「『正月の帰省を家族みんなで楽しみにしています』というのが、困ったときの私の定番」(30代女性)というように、親しみを込めた言葉で、次に顔を合わせる機会について書くのもよさそうです。さらに「お義父さんの好きな和菓子を持っていきますね」などと、期待を持たせるのもいいでしょう。


何かと気苦労のある嫁姑関係に比べて、義父にカードを書くのは少し気が楽かもしれません。せっかくなら、心を込めて丁寧に書きましょう。(佐々木恵美)


【調査概要】
期間:2013年3月6日(水)から3月7日(木)まで
対象:合計500名(20代、30代、40代の既婚女性)
地域:全国
方法:インターネット調査