東京商工リサーチが発表した、5月の全国の企業倒産件数は、中小企業倒産が1,045件と、7カ月連続の前年同月を下回りました。中小企業金融円滑化法が今年3月末に終了しましたが、金融機関の融資姿勢に大きな変化はなく、倒産が抑制されたためとみられます。やはり、企業として生き残り続けることは難しいようです。

 起業しては倒産していく会社が後を絶たない時代ですが、事業の立ち上げを繰り返すことで、成功を手にした人もいます。株式会社ジンコーポレーションの代表取締役社長・高橋仁さんもそのひとり。モデルのトリンドル玲奈さん出演のCMで知られる全国140店舗以上の展開する脱毛サロン「ミュゼプラチナム」を主力に、別会社でラーメン店や、不動産仲介業、旅行業など、グループ10社を経営しています。

 そんな高橋さんがこのたび、小説『運命のバーカウンター』を上梓しました。同書の主人公は、若き日の高橋さん自身がモデルとなっています。

 主人公は、起業1年目で経営に苦戦中の若手社長、安井義男。ある日彼は、バー「リアルフリー」で、ひとりの酔っ払いと出会います。自身を社長と名乗るその酔っぱらいは「経営者はすべてを知ろうとしなくていい」「財布をすられて落ち込む社長は、夢まですられる」「採用するなら桃太郎を見習え」など、バーで会う度に独自の経営論を展開。破天荒で非常識な言葉の数々に、はじめは義男も耳を疑いますが、いざ言われた通りに実践すると経営がうまくいってしまう...。酔っぱらい社長と若手経営者の出会いから垣間見える成功哲学とは――。

 若き経営者をや働く人々にむけて経営論を展開してきた高橋さんが、ビジネス書ではなく、あえて小説として書き上げた同書。経営のノウハウはもちろん、ビジネスの世界におけるリアリティを感じることができるかもしれません。



『運命のバーカウンター』
 著者:高橋 仁
 出版社:幻冬舎
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