あれ?なんか変なこと言っちゃった? 理想の結婚相手を明かしたソ・ジソブ

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 韓流スターのソ・ジソブが14日、丸の内ピカデリーで行われた映画『ある会社員』の大ヒット御礼舞台あいさつに出席し、大勢の女性客からの歓声を浴びた。


 本作は、表向きは商社と偽りながらも、陰では契約殺人を請け負う会社で働くプロの殺し屋(ジソブ)が、殺しの仕事に懸けたそれまでの人生と愛する女性の間で揺れ動く姿を描いたアクション・ドラマ。


 テレビドラマ「ごめん、愛してる」や映画『映画は映画だ』などで知られるジソブだが、『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』に出演するなど日本でも絶大な人気を誇る。そんなジソブがステージに登場し、「こんばんは、お会いできてうれしいです」とあいさつすると、会場は絶叫の嵐。韓国語で親愛の情を示す「オッパ(お兄さん)!」といった黄色い声援が飛び交った。


 『ある会社員』とのタイトル通り、本作ではジソブのスーツ姿が印象的であるが、本人は「とにかくネクタイが息苦しくてつらかった。少しはサラリーマンの苦しみが感じられたんではないでしょうか」とユーモアを交えてコメント。普段はリラックスできるファッションを着ているというジソブだが、家のクローゼットには20着のスーツがあるとのプチ情報も飛び出し、会場の女性ファンが思わずため息を漏らす一幕も。


 さらに、自身の結婚観について尋ねられると、「僕もそろそろ歳が歳なので結婚したいとは思うけど、今のところ全く計画はないんですよ」とコメント。そんな彼が思い描く結婚相手の条件について「言葉が通じて、思いやりがある人」と語ると、会場のファンからクスクス笑いが。中には韓国語の声援を送ってアピールするファンの姿もあったが、当のジソブはキョトンとした表情。


 しかし通訳が、会場のクスクス笑いの意味を説明すると、ジソブは慌てた様子で「そういう意味ではなくて、心と心で会話ができるという意味ですよ。言語ではありません」と訂正し、会場の日本人ファンをホッとさせた。(取材・文:壬生智裕)


映画『ある会社員』は新宿ピカデリーほか全国公開中