5日、河南日報は世界に広がっている韓流ブームが「どのようにして起こったのか?」に注目して分析した。写真は上海で行われた韓流アーティストのコンサート。

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2013年6月5日、中国紙・河南日報は世界に広がっている韓流ブームが「どのようにして起こったのか?」に注目して分析した。

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最近、韓国の招きに応じて、中国の記者団がソウルを訪問した。韓国は現在、アジアで唯一欧州連合(EU)及び米国と自由貿易協定(FTA)を結んだ国であり、その貿易輸出額は目を見張るものがある。一方で「韓流」の名の下に、韓国文化は世界を席巻している。ぺ・ヨンジュンやPSYの成功は韓国政府による緻密な文化戦略とシステムの恩恵を受けたものだ。

韓国国際交流財団が行った講演会の席上、韓国公共外交部のキム・テファン部長は、韓国の国民が民間外交官として参加する「公共外交」について説明。「Connecting People,Bridging the World(人々を結び、世界を結ぶ)」を掲げ、国外の教育学術団体との連携、韓国の歴史や文化、言語、政治、経済、大衆芸能などを網羅した「韓国学」の研究と推進、韓国の経済発展経験の他国との共有を目指している。

もし韓流が知らず知らずのうちに姿を変えているとしたら、それはメディアの影響によるものだろう。韓国メディアは中国や日本を足掛かりに積極的に韓国ドラマやK−Popをアジアや世界へと売り込むことに成功した。人気女性アーティスト・BOAがデビューするために、所属事務所が30億ウォン(約2億5000万円)を費やし、毎日10時間のあらゆるレッスンを彼女に受けさせたのは有名な話だ。

韓国の国営放送・KBSはインターネット放送に力を入れており、全世界で5000万世帯のユーザーが韓流ドラマやK−Popを視聴。さらにフェイスブックやツイッター、YouTubeなどの利用者を含めると10億世帯を上回る勢いだ。「韓流の本質は韓国の経済発展を映し出す鏡だ」とキム部長。韓流ファンはドラマや音楽だけでなく、韓国のファッションやコスメ、電子機器、自動車にも興味を抱いていると指摘している。(翻訳・編集/本郷)