部下の育成に悩み、メンタルヘルスのケアにも目を配る――このような課長の姿が、業能率大学が従業員数100人以上の上場企業で働く課長を対象に実施した調査で浮き彫りになった。

 調査結果によると、現在悩みを抱えている課長は約9割(88.8%)。内容で最も多かったのは、「部下がなかなか育たない」(41.8%)で、2年前の前回調査(29.7%)から12.1ポイント増加した。

 前回調査では、「業務業が多すぎて余裕が無い」(前回33.6%、今回37.3%)、「部下の人事評価が難しい」(同32.9%、同21.7%)、「部下がなかなか育たない」(同29.7%、同41.8%)の順に多かったが、今回は「部下がなかなか育たない」がトップとなった。

 また、メンタルヘルスに不安を持つ部下がいる課長が4割弱(37.7%)となっている。
 
 今後のキャリア(最終的になりたい役職)については、「部長」(同36.0%、同38.5%)と「課長(現状維持)」(同33.2%、同33.0%)で、全体の7割を占めた。

 「経営者」(前回5.8%、今回2.8%)や「役員」(同15.4%、同12.2%)を目指す課長は減少し、「プレーヤーに戻る」(同9.6%、同13.5%)との回答が増加している。

 調査は、従業員数100人以上の上場企業で働く課長600人(男性583人/女性17人)から回答を得た。

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