サッカーW杯最終予選:イラン監督「謝罪しろ」 韓国監督の「イランが憎い」発言に激怒

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サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選A組で、韓国イランの代表監督が互いを批判する場外バトルを繰り広げている。両チームは18日にW杯進出がかかる最終戦を行うが、試合を5日後に控え不穏な空気が漂っている。

AFP通信などによると、イランのカルロス・ケイロス監督は12日、出国前の記者会見で「チェ・ガンヒ監督はイランのサッカーを侮辱した。今試合を前に謝罪すべきだ」と話した。

チェ監督は11日のウズベキスタン戦後、記者にイラン戦に向けた意気込みを聞かれた際に「ウズベキスタンよりイランの方が憎い。必ず痛みを与えたい」と発言していた。また、韓国が昨年10月にイランのテヘランに遠征した際、ビザ発給や練習施設、試合中の危険なタックルに悩まされたとし、「遠征で冷遇されたことを覚えている」と不満を述べた。

カルロス・ケイロス監督は、チェ監督の発言を受け「チェ監督はイランで冷遇されたというが、私たちは可能な限り最高の待遇をした」と反論。「チェ監督は『ウズベキスタンと本大会に出場したい』と言ったそうだが、韓国に行ったらチェ監督にウズベキスタンのユニフォームをプレゼントしたい」と皮肉交じりに話した。

イラン代表は13日午前、韓国に入国し、試合が行われる蔚山(ウルサン)に移動した。

・参照:SBSニュース
・参照:ジョイニュース

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