JAFと警察庁が合同調査。64%はチャイルドシートの取り付けが正しくない

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日本自動車連盟(以下JAF)と警察庁は4月20日〜30日にかけて、自動車乗車中の6歳未満の子供を対象に「チャイルドシートの使用状況」と「チャイルドシートの取付け状況」等の合同調査を全国で実施した。

「チャイルドシート使用状況調査」は、全国100カ所で1万2,938人を対象に行った。その結果、6歳未満全体の子供の使用率は6年連続上昇し、60.2%となった。2002年の合同調査開始後、初めての6割以上の使用率となっている。

しかし、乳児用シートを使用する割合が高い1歳未満(81.2%)と比べると、学童用シート(ジュニアシート)を使用する割合が高い5歳児(38.1%)の使用率は低い。

「チャイルドシート取付け状況調査」は、全国8地域(北海道・宮城・東京・愛知・大阪・広島・香川・福岡)で実施。416台を対象に行った。

取り扱い説明書通り正しく取付けられていたものは、乳児用・幼児用シート全体で36.1%。一方、正しく取り付けられていないケースは63.9%だった。その原因の多くは、チャイルドシートを固定するための「シートベルト(腰ベルト)の締め付け不足」で、全体の約7割を占めている。

「チャイルドシート着座状況調査」も、「チャイルドシート取付け状況調査」と同じ地域で実施した。調査対象となったのは616人。その結果、取り扱い説明書通り正しく着座していた子供は全体で60.6%。乳児用・幼児用シートのミスユースは「ハーネス(子供用シートベルト)の高さ調節と締め付け不適正」、学童用シートは「体格不適合」が多かった。