“韓国のゴダール” ホン・サンス監督の『3人のアンヌ』日本公開

写真拡大

6月15日(土)より、韓国出身の映画監督・ホン・サンスの『3人のアンヌ』が公開される。

初夏のゆったりとした時間が流れる海辺の街モハン。「成功した映画監督」「浮気中の人妻」「離婚したばかりの女性」──ヴァカンスに訪れた3人のフランス人“アンヌ”は、偶然にも同じ情熱的なライフガードに出会う。灯台の他にこれといって何もない異国の地で繰り返されるアンヌの恋のヴァカンス。それぞれのアンヌと言葉が上手く通じないライフガードとの淡くぎこちない恋の結末は……。

ホン・サンス監督(1961〜)は、96 年に初の長編映画『豚が井戸に落ちた日』を発表し、バンクーバー国際映画祭でドラゴン&タイガー賞を、ロッテルダム国際映画祭でグランプリを受賞。98年の第2作『カンウォンドの恋』はカンヌ国際映画祭「ある視点部門」で、スペシャル・メンションを受賞し、デビューからわずか2作品で、“アジアで最も注目すべき監督”としての名声を確立した。

“韓国のゴダール”“エリック・ロメールの弟子”などと形容されるホン・サンスは、2010年に『ハハハ』でカンヌ国際映画祭の「ある視点部門」グランプリを獲得。ヨーロッパでの人気を不動のものとし、名実ともに韓国を代表する監督の一人とされている。

今作『3人のアンヌ』は、ジャン・リュック・ゴダールやクロード・シャブロルなど錚々たる監督の作品で知られるイザベル・ユペールが、異なるキャラクターのアンヌをチャーミングに演じたヴァカンス・ムービー。ユペールとユ・ジュンサン、ムン・ソリ、チョン・ユミら韓国人キャストが絶妙なアンサンブルを見せ、軽妙な会話と遊び心に満ちたホン・サンス的パラレル・ワールドが展開されている。

『3人のアンヌ』は6月15日(土)より、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー。