ナポリのリッカルド・ビゴンSD(スポーツディレクター)がオランダに向かった。PSVとの会談のためだ。目的は明らかである。FWドリエス・メルテンスとMFケヴィン・ストロートマンの獲得交渉だ。ラファエル・ベニテス監督が両選手を気に入っている。26歳のメルテンスはベルギー代表の左ウィング。中盤の複数のポジションをこなせるストロートマンは、U-21オランダ代表のスターだ。

一方、ビゴンSDはFWエディンソン・カバーニの代理人との会談も予定している。年俸に関する話し合いのためだろう。レアル・マドリーが関心を寄せているカバーニだが、本人は『スカイ・スポーツ』で「スペインサッカーが僕に適しているかどうかは分からない。スペインのサッカーはみんなが知るように素晴らしいけど、どうなるかは分からないよ」と話している。

カバーニのコメントは、プレミアリーグ移籍への扉を開けることになるかもしれない。イングランドではマンチェスター・シティとチェルシーが両手を広げてカバーニを待っている。

また、ナポリはパルマFWイシャク・ベルフォディルの獲得が確実視されていたが、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は12日夜にツイッターで取引を断念したと明かしている。

「ベルフォディルに関して、(パルマのトンマーゾ・)ギラルディ会長が友情をもって優先させてくれたことは感謝する。だが、検討した結果、私はほかの選手へ向かうことにした」

ナポリはバレンシアDFアディル・ラミや、リヴァプールDFマルティン・シュクルテルへの関心も騒がれているところだ。