会員数8357万人(2013年3月時点)、出店店舗数4万1145店、売上7604億円で、AmazonやYahoo!ショッピングなどを大きく引き離してネット通販のシェア28.8%(2012年)を握る楽天市場。豊富な品揃えと安さと同時に、購入すると得られる「楽天スーパーポイント」の貯めやすさ、使い勝手の良さも人気の要因だ。

 それに伴い、「楽天市場でのポイントが2倍になる!」という謳い文句で人気が拡大中なのが「楽天カード」だ。発行枚数などは非公表だが、2012年のショッピングの年間取扱高は1兆8020億円にも上っている。

年会費無料&還元率1%で人気の楽天カードだが……

 楽天カードの特徴は以下のような点だ。
◆年会費は永年無料
◆還元率が一般的なクレジットカードの0.5%よりも高い1%
◆100円で1ポイントが貯まるので少額決済でもポイントが貯まりやすい
◆楽天市場で使えば楽天スーパーポイントが得やすい

 一般的なクレジットカードの2倍という高い還元率であることに加え、貯まったポイントを交換・移行する手間がいらないので、万人におすすめできる非常に使いやすいカードと言える。

 実際、楽天市場では「週末限定 楽天カード感謝デー(楽天カードの利用でポイント3倍)」や「ポン!カン!キャンペーン(楽天市場や楽天トラベル、楽天ブックスなど複数のサービスで楽天カードを利用すれば最大ポイント4倍)」など、さまざまな楽天カード利用者向けの特典が用意されている。それらに、楽天カード利用者以外でもポイントが倍増する「楽天イーグルス&ヴィッセル神戸が勝った翌日はポイント2〜3倍」なども併用すれば還元率5%以上も可能になる。

 しかも、楽天市場では利用頻度や金額により、レギュラー、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドと、会員ランクが上がり、お得なクーポンや優待セールなどが利用できるようになったり、誕生月にゴールド会員なら300ポイント、ダイヤモンド会員なら700ポイントがプレゼントされるなど、ランクが上がるたびにお得な特典があるので、楽天市場のヘビーユーザーなら楽天カードを選ぶというのもアリだ。

 しかし、実は楽天カードは楽天市場で利用するべき「最良の1枚」ではない。実は楽天市場でよく見る「楽天カードならポイントが2倍!」という宣伝文句にはちょっとした仕掛けがある。

最大「ポイント3.3倍」になる、楽天カードより得なカードが!

 この「2倍」の内訳は「楽天市場での購入による楽天スーパーポイントの付与が1%」に加えて、「クレジットカードの還元率が1%」というもの。つまり、「ポイントが2倍」になるのは楽天カードだけの特典というわけではなく、還元率が1%のクレジットカードならどれも「ポイントが2倍」になり、楽天カードが楽天市場で一番得するクレジットカードではないのだ。

 それどころか、楽天市場で買い物する際に「ポイントが2.5〜3.3倍!」になり、楽天カードよりもさらにお得なクレジットカードもある!

 例えば、楽天カードよりも還元率が高いカードとして有名なのが、還元率1.5〜1.8%の「リーダーズカード」や、還元率1.75%の「漢方スタイルクラブカード」や「レックスカード」だ。これらのカードを使えば、楽天市場での買い物でも常に「ポイント2.5〜2.8倍(=購入によるポイント付与+カードの還元率)」が実現する。

楽天カード 漢方スタイル
クラブカード
レックスカード リーダーズカード
還元率 1~3%
(※1)
1.75%~3.5%
(※2)
1.75%~2%
(※3)
1.5%~1.80%
(※4)
年会費
(税抜)
永年無料 初年度無料、2年目以降1500円 初年度無料、2年目以降2500円(50万円以上で次年度無料) 初年度無料、2年目以降2500円(50万円以上で次年度無料)
国際ブランド VISA、JCB、MasterCard VISA、JCB VISA VISA
チャージで
ポイントが
たまる電子
マネー
モバイルSuica モバイルSuica、nanaco モバイルSuica モバイルSuica

※1 ガソリンスタンドのENEOS、紳士服のコナカなどの提携先なら還元率3%に。
※2 カード利用額からポイント分が値引きされる「Jデポ」なら1.75%、薬日本堂の商品券なら最大3.5%還元に。
※3 「Jデポ」なら1.75%、価格.com安心支払サービスを利用時は2%還元。
※4 「Jデポ」なら1.5%、Amazonで利用可能な「Amazon限定デポジット」なら1.8%になる。

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