「インパルス」が自殺志願者を追うテレビディレクターに

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お笑いコンビ「インパルス」の板倉俊之と堤下敦が初主演を務めた映画「樹海のふたり」の完成披露試写会が6月12日、都内の劇場で行われ、板倉と堤下をはじめ、共演のきたろう、遠藤久美子、烏丸せつこ、山口秀矢監督が舞台挨拶に立った。

自殺志願者を取材したテレビディレクターたちの体験談をもとに、視聴率アップを狙って富士山麓の樹海で自殺しようとする人々を追っていた落ちこぼれテレビディレクターの2人が、彼らと時間をともにするうちに、それぞれが抱えていた問題に真正面から向き合っていく姿を描く。

「まさか私めが主役とは」と恐縮しきりの板倉に、板倉の妻役を演じた遠藤は「母親としての葛藤など、これまでやったことのない役に挑戦できた。現場はすごく楽しくて、『これが本当に現実だといいのにな』っていうくらいあたたかかった」と熱い視線。板倉が「僕も思ってました!」と猛アピールすると、山口監督も2人のシーンを振り返り「板倉さんが『もう終わりですか?』と寂しがり、『俺も家庭をもちたいな』と言っていたのがドキュメンタリー的に出ていると思う」と後押し。さらに遠藤は、「タバコイ タバコで始まる恋物語」で共演した「ピース」の又吉直樹を引き合いに出され、「又吉さんより板倉さんの方がやりやすかった。又吉さんとはコミュニケーションが難しく、大きな壁があった(笑)」と明かし、板倉は「ただただ照れるしかない」と赤面していた。

自殺志願者の中年男を演じたきたろうは、主役に「インパルス」が決まり「前からファンだったので本当にうれしかった。2人の気負いのなさがこの映画に合っていた」と称えた。ベテランの烏丸は、感想を聞かれるも「1年前だから忘れちゃった。終わったことは忘れる」とけろり。本作で劇映画デビューを果たした山口監督は、「映画監督になりたくて上京したけど、テレビ制作会社でずっとドキュメンタリーを撮っていた。20年ぶりくらいに烏丸さんに再会して、『何さぼってんのよ、映画撮りなさいよ』と喝を入れていただいた」と激励に感謝していた。

「樹海のふたり」は7月6日より公開。

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