「ソレイユのこどもたち」の一場面(C) 2012 Yoichiro Okutani All Rights Reserved.

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「ニッポンの、みせものやさん」の奥谷洋一郎監督が山形国際ドキュメンタリー映画祭2011アジア千波万波部門で特別賞を受賞した「ソレイユのこどもたち」の予告編が、このほど公開された。

ドキュメンタリー映画作家、故佐藤真さんが遺した企画ドキュメンタリー「トウキョウ」の一編として構想された本作は、東京・多摩川の東京湾に流れ出る河口で、モーターボートの修理をしながら、捨てられた船で、ソレイユと名付けた犬と暮らす一人の老人を見つめながら、東京という大都会の傍らで、消えゆく人々と風景を映し出す。

山形国際ドキュメンタリー映画祭に出品したものに、2012年に整音と新たな音響効果をほどこし、さらに完成度を高めた。予告編では、犬と共に水辺で暮らす老人の日常と、カメラに向かってこれまでの出来事や人生を語る老人の姿、そして、ビルが建ち並び道路が張り巡らされた陸上では見ることのできない、東京のもう一つの顔を切り取っている。

「ソレイユのこどもたち」は7月20日から新宿・K’s cinemaで公開。

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