日本おもちゃ大賞2013、ヒットセールス賞に2年連続でライダー変身ベルト

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日本玩具協会は11日、東京国際フォーラムにて「東京おもちゃショー2013 記者発表会」および、「日本おもちゃ大賞2013 授賞式」を開催した。

今年で6回目となる「日本おもちゃ大賞」は、日本玩具協会が良質で市場性に富んだ玩具・おもちゃの開発促進と活性化を目的に2008年に創設。コンセプトは「おもちゃ大賞」の大きな目的である「開発力への刺激」、「業界からの配信力の強化」に加え、昨年より新たに加わった「消費者への価値創造」の三本柱を掲げている。今年は、全部門で45社363アイテムの応募があり、計8部門の受賞が発表された。

審査委員長は、これまで同様トーイズの代表取締役であり、テレビ東京『開運!なんでも鑑定団』の鑑定士としても知られる北原照久氏。大賞の最終審査(第3次審査)は、ノミネートされた7部門各5点、計35点のおもちゃについて、それぞれ開発者の開発趣旨や商品特徴の説明を受け、審査員が実際に商品を手にとり、各部門ごとに点数を入れていく。北原氏は「これだけ素晴らしい商品に点数をつけることは本当に難しい。コンセプトや切り口、工夫や遊びの楽しさがそれぞれ独自のものであり、開発者の熱意や意欲が伝わってくるものばかり」と各おもちゃの開発者に称賛を送っていた。

さらに『トイ・ストーリー』ジョン・ラセター監督が、同作や短編CGアニメ『ティン・トイ』に、北原氏が館長を務める、神奈川県・横浜の「ブリキのおもちゃ博物館」に大きなインピレーションを受け『ティン・トイ・ストーリー・メイド・イン・ジャパン』と名付らけたエピソードを紹介しながら、「日本のおもちゃは本当に素晴らしく、世界に向かって誇れる日本の文化だと再認識しました。おもちゃコレクターである僕が言うので間違いないです」と、日本のおもちゃに太鼓判を押した。

「日本おもちゃ大賞2013」の受賞作品は以下のとおりで、メーカー別受賞数はバンダイが3、タカラトミーとテンヨーが2、くもん出版が1。特に「ヒット・セールス賞」は、2年連続でバンダイの変身ベルトシリーズが受賞している。

共有玩具部門:アニア 単品シリーズ(タカラトミー)

エディケーショナル・トイ部門:わごむパターンボード(くもん出版)

ボーイズ・トイ部門:カミツキ合体 DXキョウリュウジン(バンダイ)

ガールズ・トイ部門:トリプルカラーチェンジ リカちゃん(タカラトミー)

キャラクター・トイ部門:ドキドキ変身!ラブリーコミューン(バンダイ)

イノベイティブ・トイ部門:ディズニー ラストワンピース ジグソーパズル(夢のシアターへようこそ、朝のベーカリーショップ)(テンヨー)

ハイターゲット・トイ部門:メタリック ナノパズル シリーズ(テンヨー)

2012年度ヒット・セールス賞:変身ベルト DXウィザードライバー(バンダイ)



また、「東京おもちゃショー2013 記者発表会」では、開催に先立ち日本玩具協会会長の高須武男氏があいさつ。高須会長は「もともとは我々玩具業界の商談見本市でしたが、新企画をどんどん取り入れ、ここ数年では約16万人を動員するまでに成長しました。今年は昨年よりも5社増えて国内外から148社、コマ数も52コマ増えて合計1,060コマで展開していきます」と、今年はより規模を拡大しての開催を宣言し、「これに選ばれるということが若い開発マンにとって大きな栄誉になっていると思います」と、「日本おもちゃ大賞」への注目度が年々上昇していると説明した。

記者発表会では、現在の玩具・おもちゃのトレンドや市場、そして「東京おもちゃショー 2013」の見どころも紹介。2012年度の玩具市場において、前年より特に大きく伸びた商品分野は男児玩具とぬいぐるみ。RC関連は新規参入メーカーの貢献や、無線操縦技術を使った新商材の貢献などが大きく、レールトイも大人層までを対象にした新ラインを投入。これに加え、前年に起きたタイの洪水による被害を乗り越えて、再び生産体制が整ってきたこと、男児玩具全体の底上げに繋がったという。ぬいぐるみは、ディズニーなどの人気キャラクターを使用したものが好調で、前年度比108.2%を記録。そのほか、ハイテク系トレンドトイも、インタラクティブ型ぬいぐるみやアプリ連動型商品、女性玩具も124.7%と好調で、小学生女児を対象にした『ジュエルポッド』や『プリティーリズム』がヒット商品として挙げられた。