2位の「ワイルド・スピード EURO MISSION」(C)Universal Pictures

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先週末の全米ボックスオフィスは、2本の新作がランクインし、イーサン・ホーク主演の「The Purge」がR指定作品ながら約3640万ドルのオープニング興収を叩き出し、予想外の首位デビューを果たした。

同作は「ニューヨーク、狼たちの野望」(2009)でもホークと組んだジェームズ・デモナコが監督・脚本をつとめた近未来スリラー。失業率と犯罪発生率を低い水準に維持するため、年に1日、12時間だけ殺人を含むすべての犯罪が合法化されている2022年のアメリカで、郊外住宅地の裕福な一家が、ならず者たちの標的になり、家に侵入されてしまう。セキュリティ会社社員ジェームズ(ホーク)は妻と子どもたちを守るため、自らの知識を駆使してならず者たちに立ち向かう。レビューは芳しくなかったが、製作費300万ドルという低予算ながら、製作費の約12倍のオープニング興収を叩き出したため、配給のユニバーサルでは早くも続編についての話し合いがもたれているという。共演に「300 スリーハンドレッド」「ジャッジ・ドレッド」のレナ・ヘディ。製作はマイケル・ベイと「パラノーマル・アクティビティ」シリーズのジェーソン・ブラム。

2位は3週目にして首位陥落の「ワイルド・スピード EURO MISSION」。17日間の累計興収は約2億200万ドル。今週中にはシリーズ記録更新となりそうだ。2位と僅差で3位につけたのは前週2位の「グランド・イリュージョン」。10日間の累計は約6000万ドルで、最終興収は1億ドル近辺か。

そして、オープニング興収約1800万ドルという思わぬブレーキで4位デビューとなってしまったのが、大ヒット作「ウェディング・クラッシャーズ」のコンビ、ビンス・ボーン&オーウェン・ウィルソン主演のコメディ「The Internship」。40代で失業中の中年男2人が米グーグル社のインターンとなり、若者たちとともにさまざまなことにチャレンジする姿を描いた作品だったが、批評家からも観客からも高い支持を得られなかった。監督は「ナイトミュージアム」「リアル・スティール」のショーン・レビ。共演にローズ・バーン、ジョン・グッドマン、マックス・ミンゲラ。

今週は、クリストファー・ノーラン製作、ザック・スナイダー監督によるアクション超大作「マン・オブ・スティール」、ジェームズ・フランコ、セス・ローゲン、ジョナ・ヒル、ジェイ・バルチェル、エマ・ワトソン、マイケル・セラ共演のアクションコメディ「ディス・イズ・ジ・エンド」、ソフィア・コッポラ監督最新作「ザ・ブリング・リング(原題)」に、クライブ・オーウェン、マリオン・コティヤール、ミラ・クニス、ゾーイ・サルダナ、ジェームズ・カーン、ビリー・クラダップ共演の米仏合作犯罪ドラマ「Blood Ties」(ギョーム・カネ監督)が公開となる。

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