向後の7日株:暴落相場の赤札銘柄は買い!好業績+低PBRの軽量級割安チェーン株(637X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

大同工業(6373)が今日の注目銘柄!

日経平均が5月23日の15942.60円から6月7日の12548.20円まで、急落する中、25日移動平均線(10日現在、228円)を強力なサポートにして、株価が崩れなかった同社に注目します。同社も「暴落相場の赤札銘柄は買い」の相場格言に合致する数少ない銘柄のひとつと考えます。

なお、10日終値240円ベースでのPBRは0.7倍と、1倍割れで資産面でみても割安です。また、10日時点での時価総額は113.21億円と、個人投資家好みの軽量級銘柄である点も魅力です。人気化すれば、値が飛びやすいからです。

同社は、チェーン製造の大手で、主力の2輪車用では国内トップクラスを誇っています。
国内需要は減少するものの、インドの子会社においては、増資して工場を増設し、タイでは周辺国への部品供給を目指し物流拠点を作るなど、海外展開を強化しています。

とりわけインドでは、二輪車市場の伸びしろは大きく、チェーン製造の場合、競合の面でもまだ有利な状況にあるそうで、「インドの二輪車チェーン市場でシェア2割を目指す」とのことです。

5月10日に発表した、14年3月期通期連結業績は売上高は415億円(前期比、9.6%増)、営業利益は19億円(同、169.7%増)、経常利益は20億円(同、101.5%増)、当期純利益は11億円(同、58.1%増)と増収・大幅増益の見込みです。この良好な業績モメンタムも評価材料です。

日足チャートをみると、10日の決算発表を好感し13日には窓を空けスタートしました。その後、一目均衡表の基準線(10日現在、225円)が強力なサポートとして機能し、先述の窓(171円―211円)を埋めることなく、下値を固めています。今後は、全体相場の落ち着きと、個別要因である資産面の割安感と良好な業績モメンタムを背景に、5月22日につけた年初来高値285円を通過点として、スケールの大きな相場に育つとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。