”燃える氷”が日本を救う? 日本海で「メタンハイドレート」の把握調査が開始

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経済産業省資源エネルギー庁は10日、上越沖および能登半島西方沖にて、表層型メタンハイドレートの資源量を把握する調査を8日から開始したと発表した。調査期間は7月20日までを予定している。

調査は、産業技術総合研究所と明治大学研究知財戦略機構に委託。海洋調査船「第7開洋丸」の船底に設置したマルチビーム音響測深器やサブボトムプロファイラーから音波を発信し、海底の地形や海底直下の地質構造を把握する。今回の調査で有望海域を抽出し、夏以降に自立型巡航探査機(AUV)などを使用した詳細な地質調査を行う予定。

メタンハイドレートは、メタンと水が低温・高圧の状態で結晶化した物質。日本の周辺海域において相当量が存在していると考えられており、将来の天然ガス資源として期待されている。日本周辺海域のメタンハイドレートは、表層型と砂層型の2種類あり、日本海側では主に表層型が確認されている。

同省は今後3年間程度で、日本海側に確認されているメタンハイドレートの資源量把握に向けた広域調査を集中的に実施していく計画だ。