生命保険の理想型は 終身保険をベースにした「5階建て」!

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万一に備えながらも、ムダな保険料を払わずに済むのが、理想的な生命保険のプランだ。ところが現実には、万一の保障額が十分でないうえに、保障の多くが掛け捨てで、しかも10年ごとに保険料がアップする……なんてケースも少なくない。いったい生命保険は、どう見直せばいいのか。FPブレーンブレーンコンサルティングの仲和成さんに教えてもらおう!

保険を見直すなら、終身保険をベースにすべし!

 生命保険の見直しをすると、死亡保障は定期保険が中心で、終身死亡保険はごく薄くかゼロに、医療保険も掛け捨て終身医療保険のみになる場合がある。というより、このパターンが主流になりつつあるといっても過言ではない。だが、仲さんは「終身保険が要らないなんて愚の骨頂だ」とバッサリ。

「積立型の終身保険には、レバレッジ効果と自動貯蓄機能があります。そのため、条件により多少違ってきますが、支払った保険料の約1.2〜1.8倍程度の保険金が受け取れるうえ、保険料の支払い期間を終えるとその後は解約返戻金がどんどん増えていきます。一方、掛け捨ての定期保険は、保険期間が終わると保障も終わり、支払った保険料も戻ってきません。終身保険をベースにすることではじめて、生命保険の目的である『備える』ことと『貯める』ことの両方が可能となるのです(仲さん)

 そもそも生命保険は、あらかじめ「いつ解約し、どう使うか」を考えたうえで入るものだと仲さんは強調する。そのためにも「活用目的の異なる5種類の保険に入る『5階建て』の生命保険が理想的」だという(下図参照)。

「ベースとなるのは終身死亡保険と終身医療保険の2つ。まずはお葬式代程度をカバーできる終身保障と高齢になるほど入院する機会が多くなることを考えると一生涯続く医療保険もかかせません。シングルの人ならば、この2つだけでも構いません。一家の大黒柱は、万一の際に家族が路頭に迷わずに済むよう、定期の死亡保障にも入っておきたいところ。これも保険金が一括して払われるタイプではなく、毎月一定の保険金が支払われる収入保障タイプを選びましょう」

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