課長の3人に1人が「メンタルヘルスに不安のある部下がいる」と回答

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産業能率大学はこのほど、「上場企業の課長に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は、2012年12月7日〜10日にインターネット上で実施。従業員100人以上の上場企業に勤務し、部下を持つ課長600人から回答を得た。

「業務の内容」について聞いたところ、99.2%の課長が、職場のマネジメントを担いつつプレイヤーの業務も兼務していた。仕事の約半分以上がプレイヤー業務であると答えた課長は48.2%で、2年前に行われた同様の調査から8ポイント増加。課長のプレイヤー化が進んでいることがわかった。

「現在悩みがあるか」を聞いたところ、88.8%の課長が悩みを抱えていると回答した。もっとも多かった悩みは「部下がなかなか育たない」の41.8%。2年前の同調査によると「部下が育たない」は29.7%で悩みの第3位となっており、ここ2年で部下育成の悩みが大幅に増加したことがわかった。悩みの2位は「業務量が多すぎて余裕がない」の37.3%となり、部下育成に時間を取れない情況が見て取れた。

「部下のメンタルヘルスについて」聞いたところ、37.7%の課長が「メンタルヘルスに不安のある部下がいる」と答えた。また、メンタルヘルスに不安のある部下の6割以上が「休業せずに勤務を継続」していた。

「最終的になりたい立場・役職」を聞いたところ、1位は「部長クラス」の38.5%、2位は「現状維持」の33.0%となった。また「プレイヤーに戻りたい」とした課長は13.5%となり、「経営者」(2.8%)や「役員クラス」(12.2%)を上回った。また、「プレイヤーに戻りたい」と答えた課長は、2年前の同調査の9.6%から約4割増加していた。詳細は「産業能率大学 調査報告ページ」で閲覧できる。